有効期限が縮んだと思ったよ

去年タイを訪れた際DTACの「Simple SIM」という有効期限1年のプリペイドSIMを購入しました。
(購入時のエントリはこちら)

Simple SIMのパッケージ。
DTACのプリペイドSIMは日本でのローミングが可能ですから、リチャージバウチャーさえ買っておけばタイ国内携帯番号を長期間キープできる、ということで購入したSIMです。
以前True MoveプリペイドSIM+有効期限1年プロモーションパッケージで同じことをやろうとした時は、日本でのローミングが不可(=リチャージ不可)ということで失敗しましたが、懲りずにまたチャレンジしたわけです。
バンコクファミリーマートで100Bのリチャージバウチャーを2枚(2013年末まで有効)を買っておきましたから、2013年12月まではこの番号を維持できることになります。


もうすぐ前回のリチャージから1年、ということで今日久々にNokia N82を引っ張り出し、そのリチャージバウチャーを利用してリチャージしたのですが、なぜか有効期間が10日程しか延びない。

残高確認(*101*9#)を行なうと(左)有効期限は2011/12/15までと表示されました。
おかしいなぁ、と思い加入プロモーションの確認(*103*9#)を行なってみると(右)ちゃんと「Simple SIM」になっている。
そこでDTACのSimple SIM商品紹介ページ(上記リンク)へ行ってみると、いつの間にやら有効期限が最後のリチャージから90日に改悪されている。
私が去年SIMを購入した際は「有効期限は最後のリチャージから1年」だったのに…
まぁ後から契約内容が変わることは有り得るとは言え、やはりガッカリです。


しかしそれなら有効期限は90日延びるはずなのに、10日程しか延びていない、というのが謎。
そこでこれまた上記ページの説明をよく読んでみると「有効期限が延長されるまでにはタイムラグがある」(The validity extension will apply on the day after you top up your SIM.)という記載がある。
そう言えばこのSIMを購入した際も最初のリチャージ時に有効期限が延びず「違うSIMを買っちゃった?」と思ったのですが、その時は翌日に有効期限が1年に延長されました。
ということは明日になれば有効期限が90日延長される、ということになります。

ところがその後DTACから一通のSMSが届きました(左)。
タイ語のSMSのためタイ語フォントを持たない端末(Nokia N82)では文字化けして読めませんが(たとえきちんと表示されたとしても同じことですが)、その中にある「365」という数字が気になりました。
そこで再び残高確認をしてみると、何と有効期限が1年間延長されていました(右)。
現在発売されているSimple SIMの有効期限は最後のリチャージから90日、と以前のものよりも短縮されているものの、有効期限が1年の時に発売されたSimple SIMに関しては変更なしで、有効期限は最後のリチャージから1年、ということのようです。
今後DTACによる更なる改悪(=既存の有効期限1年のSIMを持つユーザーに対しても有効期限の短縮が適用される)がなされない限りは当初の目論み通り2013年12月まではタイに行くことなくこのSIMを維持できそうです。
とは言えタイはプリペイドSIMが簡単に買える国ですから、ムダな努力、と言ってしまえばそれまでですが。


最後に余談ですがファミリーマートで購入したDTACのリチャージバウチャーはレシート式(感熱紙に印字)のため、購入後1年が経った今ではほとんど判読できない程印字が薄くなっていました。

最大2年間保存する必要があるため当然そうなることは予想できましたから、あらかじめバウチャー番号を別途記録しておいたので、リチャージバウチャーの印字が完全に消えてしまっても問題ありません。
本当のことを言えばそういった問題のないスクラッチカード式のリチャージバウチャーが欲しかったのですが、扱いがなく断念。
セブンイレブンでは紙のリチャージバウチャーはなくオンラインリチャージのみだったし、そう言えばAISのリチャージバウチャーもレシート式でした。
レシート式リチャージバウチャーやオンラインリチャージの方がコストがかからないですから、スクラッチカード式リチャージバウチャーが廃止されてしまったと言ってしまえばそれまでですが、個人的には残しておいて欲しかったですね。