現役引退端末にカツ入れ その1

先日「IDEOSに日本通信版ファームを焼き直した上で再セットアップし、同時にLink2SDも導入するかな」とエントリしましたが、先週実際にやりました。

まずはLink2SDを導入するためにIDEOSで利用していたMicroSDHCカードにLink2SD用パーティション(ext2フォーマット)を作成。
その後日本通信版ファームを焼き直し、ハードリセットしてクリーンな環境へ戻した後root化。
この頃の端末はワンクリックroot化ツールが利用できるのでサクッとroot化できる(そして元に戻す(unroot化)も簡単)のがいいところ。
それが済んだらGoogleアカウントを設定し、アプリをインストールできるようにしてまずはLink2SDをインストール。
その後必要なアプリをインストールしたり、逆に不要なシステムアプリをアンインストールしたりして実用環境を構築しますが、当然インストールしたアプリは可能な限りLink2SD領域に移動させます。
しかし今となっては非常に低スペックの端末ということもあり動作は非常にトロく、しかもAndroid 2.2搭載のためか不安定。
突然WiFiがつながらなくなったり(アクセスポイントには接続されているが、データが流れない)してセットアップ作業にかなりの手間と時間がかかってしまい、結局途中で諦めてしまいました。
何しろアプリの起動に数秒間待たされるし、文字入力動作に端末の処理速度が追いつかず、スムーズな文字入力ができなかったりするのですからやってられません。
再セットアップ前も確かに操作は遅かったのですが、これ程ひどくはなかったのに、どうしてこれ程遅くなってしまったのかが不思議です。
やはりLink2SDのせいかなぁ。
今となっては軽い出来心で再セットアップすることにしたことを少し後悔しています。


以前から気になっていたベースバンドバージョンですが、ファーム焼き直し/ハードリセットしても変化なし。
そもそも購入時のファーム(香港版SmarTone-Vodafoneファーム)からベースバンドバージョンは変わっていないみたいで(確認できる範囲では最初に焼いたVodafone Italyファームから変わっていない)、期待したFOMAプラス対応の改善に関しては変わっていないと思われます。

左がVodafone Italy版(SP01)、右が日本通信版ファーム時の端末情報画面。
ベースバンドバージョンはいずれも「22201003」となっています(ちなみにカーネルバージョンも同じ)。
となるとFOMAプラス対応関連の観点から見ると、今回のファーム焼き直し→ハードリセット→再セットアップは全くのムダだった、ということになりそうですが、とりあえず福岡市総合図書館ベンチをして確認するつもりでいます。
あまりにも動作が重く、イラッとするのであまりやりたくないのですが、途中で諦めてしまったセットアップ作業を終わらせないといけませんね。


エントリタイトルに「その1」とあるように、実はその2もあるのですが、こちらも頓挫中。

だから林檎はもう… と思ってしまうこのエラーメッセージで私が何をしようとしているのかバレてしまいそうですが、これも後回し。
先にXperia acro HDのroot化をやらないと、と思っていますからね。