日本通信/イオンが音声通話/LTE対応SIMを提供開始

本当は別のネタをエントリする予定だったのですが、MVNOを応援している私としては見逃せない情報が入ったので、予定していたネタは後日エントリします。
タイトルの通り、日本通信とイオンが音声通話/LTE対応のSIMを提供開始するそうです。


日本通信、「スマホ電話SIM for LTE」を全国のイオンで販売 - ケータイ Watch
http://www.j-com.co.jp/news/release/1307.html(日本通信のプレスリリース)
http://www.bmobile.ne.jp/aeon/p_voice.html(サービス詳細)


基本料金は1083円/月(1080円分の通話料含む。通話料は21円/30秒)で、それに3種のデータプランを組み合わせる、という形になります(データプランを付けず、音声通話のみの利用も可能)。
3種のデータプランは


150kbps定額:980円/月
従量データ1GB:1980円/月
従量データ2GB:2980円/月
(従量データを使いきった後は150kbpsに速度制限)


というデータのみのイオンSIMと同じものが提供されます。
音声通話ができるLTEプランで唯一無料通話が付いている、という点は評価できますが、データ料金は現在のMVNOサービスの相場からすると割高で、魅力に欠けます。
しかもデータ通信パフォーマンスがイマイチ、というおまけ付き(それなのに改善される気配がない…)。
定額プラン/従量データを使い切った後の速度制限も他社では200kbpsが一般的になっている中150kbpsのまま、というのも不満です。
そろそろ料金/サービス内容の見直し、通信パフォーマンスの改善をして欲しいところです。
ついでに言うと料金の締め日が回線開通日で、月末締めではない、というのも見直して欲しいですね。
元々のデータサービスがイマイチなこともあり、音声+データで使うにはお勧めできないサービスではありますが、音声+データプラン契約の場合は5ヶ月、音声通話のみの契約の場合10ヶ月と縛りが短い、という利点があるので、それをうまく生かせば利用価値がありそうです。


私は来年3月に2年縛りが終了するau回線(この時に契約したもの)があるのですが、iPhoneはもう使いたくないし(Androidと比べると不便杉)、auはSIMの挿し替えも自由にできないし、ということでMNP/解約予定。
今のところは月々サポートを使って格安で運用できる純正Xi回線を入手するためにドコモへMNPする予定なのですが、うま味のあるMNPキャンペーンがなかったり、キャンペーン適用のためのオプション/有料コンテンツ契約などがウザイと感じるようであれば止めにして、このSIMにするのもありかな、と思っているところ。
そういう意味では「ドコモからiPhone」は迷惑なのですが(Android端末の価格が高くなる/月々サポートが少なくなる恐れがあるため)、これについてはどうなるんでしょうね。


日本通信/b-mobile関連のエントリはこれまで「びーもば」カテゴリに区分していましたが、それは止めて今後は「MVNO」カテゴリに入れることにします(過去エントリの修正は面倒なので「びーもば」カテゴリ自体は削除しません)。