隠れFOMAプラス対応端末リストを更新しました(2015/11/16)

LTEの時代になり、更にMVNO市場の拡大で国内キャリアでの利用に合わせたSIMフリー端末も普通に流通するようになったことでほぼ用なしになってしまったと思っていた隠れFOMAプラス対応端末リストですが、Twitterを見ていたら久々に情報が入ってきました。
よって1年以上ぶりに更新。
「ゴニョゴニョすることで対応する端末」に


Galaxy Note 5(SM-N9200、デュアルSIM香港版)


を追加しました。


情報元
Galaxy Note5 SM-N9200をFOMAプラスエリアに対応させる ( パソコン ) - ガジェットな日々 - Yahoo!ブログ


Galaxy Note 5LTE Band18/19に対応し(対応していないモデルもあるかも)、これから日本でも利用が進むBand 28(APT700)にも対応することもあって元々日本国内キャリアのLTEの利用に非常に適した端末なのですが(技適云々は別として)、その上FOMAプラス(W-CDMA Band 6)にも対応するとなると最強かも知れません。
プラチナバンドLTEのみの対応だとデータ通信は利用できても音声通話は利用できないエリアが出てきますからね。


ゴニョゴニョ方法は上記情報元にある通り以前流行ったNVRAMを書き換える手法。
この手法はQualcomm製SoC(Snapdragonシリーズ)を採用している端末で使われるものですが、Galaxy Note 5は自社製SoC(Exynos Octa)採用でありながらこの手法が通用する、というのが謎です。
サムスンはこれまで自社のフラッグシップ端末(Galaxy Sシリーズ、Noteシリーズ)はLTEモデルにはQualcomm製SoC、3Gモデルには自社製SoCを搭載していましたが、Galaxy S6からはLTEモデルでも自社製SoCを搭載するようになった、ということはようやくLTEモデムを自社製SoCに内蔵できるようになったのか、と思っていたのですが…
別途LTEモデムチップとしてQualcommのチップが載っているのでしょうか。


Galaxy Note 5は元々日本独自バンドを含む非常に多いLTE対応バンドを持ち、FOMAプラス対応云々を除いても非常に魅力的な端末なのですが、個人的にはバッテリー交換不可、microSDスロット非搭載というのがなぁ、ということであまり気にしていませんでした。
Galaxy Note 3ユーザーとしては非常に気になる端末ではあるのですが…
しかし今回FOMAプラス対応にできる、ということで考えが変わってきたのですが、microSDカードスロットなし、となると32GBストレージでは足りないので(Nandroid Backupが容量食うのよ)64GBストレージ版、となると10万円コース…
そんな金ねぇよ。
端末のスペックアップによる価格アップに加え円安のダブルパンチで海外スマホは高嶺の花になってしまったのが本当痛いですね。


Galaxy Note 5FOMAプラス対応になるのであればハードウェア的に近いGalaxy S6 edge+、そして同S6、S6 edge海外版も同じ手法でFOMAプラス対応になるのかも知れません。
情報をお持ちの方はコメント、またはTwitterで知らせていただけると幸いです。


最後に余談を一つ。
私は以前Galaxy Note 3(SM-N9005)のNVRAMを書き換えてFOMAプラス対応にしようとしたことがあるのですが、NVRAMを書き換えて再起動すると書き換えた内容がリセットされてしまい、FOMAプラス対応にはならず…
OSをAndroid 4.4(Kitkat)、または5.0(Lollipop)にアップデートするとできるようになるのかも知れませんが、Android 4.3マンセーな私としてはアップデートしたくないんですよね。