中古DellコンパクトデスクトップPCを買う

GW初日の4/29に福岡市内某所のブックオフDellのコンパクトデスクトップPC、OptiPlex 3020Mの中古が安く売られていたので購入。

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値段は10780円、税別だと1万円切りと格安だったので手を出しました。

これ、実は1ヶ月程前に同じブックオフを訪れた際に見つけていたものの、その際は買うべきか悩んだ末に結局買わなかったのですが、今回再び訪れるとまだ店頭にあったので再び悩んだ末購入することに。

その際気になったのがWindows 10 Pro 64bitプリインストールなのに本体にそのライセンスシールが貼られていないのとHDDにリカバリー領域があるのか否かが不明であること(もちろんリカバリーディスクの類は付属しない)。

店員に聞いても「分からない」と言われるだけだし(こういうところがブックオフじゃんぱらイオシスといった専門店とは違うところ)、不安ではあったのですが「まぁ何とかなるだろ。たとえ損したとしても1万円だし」という事で結局お買い上げ。

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同じものが2台あったので、程度のいい方(とは言ってもそれ程差はなかった)を選びました。

 

今回私が購入したDell OptiPlex 3020Mのスペックはというと…

Core i5 4590T(Haswell Refresh,4C4T,2.0/3.0GHz(定格/TB),TDP35W)

Intel H81チップセット

4GB RAM(DDR3L/1600 SO-DIMM,4GB*1)

500GB HDD(2.5インチSATA)

CPU内蔵グラフィック(Intel HD Graphics 4600)

Windows 10 Pro 64bit

2015年モデル、つまり6年落ちとなるPCとは言え(それでもメインPCよりも新しい…)クアッドコアのTDP35W版Core i5が載っていて、Windows 10 Proプリインストールなのに1万円という値段は一体… と思ってしまいます。

OEM版と比較するのはあれでしょうが、通常版Windows 10 Proのライセンスは25000円程しますからね。

懸念事項だったリカバリー領域の件ですが、動作確認のために起動してみるとHDD内にちゃんと回復パーティションがあり、システムファイルを含む回復ドライブも作成できる事が分かったので一安心。

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本体カバーは手回しネジを一本外すだけで取り外すことができ、工具を使うことなく簡単にここまで分解できるメンテナンス性の高さはさすがDell、といったところでしょうか。

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搭載メモリーもSO-DIMMモジュール1枚で4GBとなっており、8GBにメモリーを増設する際にムダが出ないのもいいところ。

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マザーボードを眺めていると、SSD用M.2スロットのパターンを発見。

もしこれが実装されていればHDD/SSDを2台内蔵できることになりますが、Dellのサポートサイトからダウンロードしたメンテナンスマニュアルを見てもこれに関する記載は見当たらないので、オプションとしても提供されていなかったようです。

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本体裏面(底面)を見るとWindows 8 Proのロゴシールが貼られていて、つまりこれは元々Windows 8 Proプリインストールで、それをWindows 10 Proにバージョンアップしたものであることが分かります。

ライセンスシールが貼られていないのはこのせいかも知れませんが、こういう仕様になった経緯が不明なのが気になるところ。

MAR(Microsoft Authorized Refublisher:マイクロソフト認定整備品)であれば新たなOSライセンスが付与されているのでこのような心配は無用ですが…

それ故安かったんだと思いますが、ライセンス認証は通ったので問題はないと思われます。

 

今回このDell OptiPlex 3020Mの中古を購入したのはTV録画PCのリプレースのため。

今TV録画PCにしているのは2009年末に購入したノートPC、ASUS UL20Aなのですが、11年落ちと言うまでもなく古すぎるため数年前からリプレースを考えていました。

これだけ古く骨董品と言ってもいいノートPCであるにも関わらずTV録画PCとしての役割はきちんとこなしてくれ、3番組同時録画といった負荷のかかる状況でも普通に動作するのですが、やはりPCの仕様的にきつい部分が多い。

しかしリプレースするPCをデスクトップまたはノートのどちらにすべきか悩んでいたり、予算の問題といったこともあってなかなか決めかねていたところにこれを発見。

TV録画PCとして使うので基本的に年中無休24時間動作させる必要がありますが、TDP35Wの低消費電力版とは言えデスクトップPC向けCPUなのでノートPCに比べ消費電力が大きいため電気代が嵩むのと、できればHDD/SSDを2台内蔵できるものがいいと思っていた事が気になったのが最初に見つけた際に買わなかった理由だったのですが、Windows 10 Pro搭載(Windows Updateの自動実行を無効にする必要があるためこれは必須条件)で税別1万円切りという価格に負けて結局お買い上げ。

おかげで当初予定していた予算より大幅に安く上げることができました。

 

TV録画PCとしてセットアップする前にメモリーを8GBに増設し、SSDへの換装を行わないと、と思っているのですが、前者はじゃんぱらで中古の4GB DDR3L/1600 SO-DIMMモジュールを購入して増設。

そして後者ですが、HDD/SSDは1台しか内蔵できないので必然的に録画ファイル保存用ストレージは外付けHDDになるため容量は120GBクラスで十分なのですが、内蔵ストレージに必要なファイルを保存する領域を確保するため余裕を持たせ250GBクラスにすることに。

ところがPCパーツショップに行ってみるといつの間にやら低容量のSSDをほとんど見かけなくなっており、最低が500GBクラスで、TBクラスのSSDも珍しくないという状況に。

年中無休24時間稼働させるPCなので信頼性を重視してメジャーメーカー(WD/SanDisk,サムスン,Crucialなど)にしたいのですが、わずかに見つかる低容量SSDのほとんどが無名中華メーカーの怪しいものばかり。

実店舗で見つからないのならネット通販で買うしかないかな、と思っているところ。

その前に福岡に再出店したツクモに行って探したいと思っているのですが、福岡空港国際線ターミナルの近くとアクセスに難がある場所なのがネックでなかなか行けないでいます。

とは言え録画データ保存用HDDの空き容量が厳しくなっているので(去年500GB→1TBにしたのに…)さっさとセットアップして移行しないといけないのですが…