インド料理ばっかり食べてます

リトルインディアに滞在していると、どうしても食事はインド料理に偏ってきます。
というよりもそのためにリトルインディアに滞在しているのですが。
朝食はマサラドーサ、昼食はミールズといった具合に毎日2食はインド料理。
ここぞとばかりに食べまくっています。
特に南インド料理は南インドシンガポール以外ではなかなか食べられるところがありませんから。
そしてインド料理はリーズナブルなのも魅力。

これが南インドで一般的なカレー定食ミールズ。 ご飯はお代わり自由でS$3.50というのは
かなりリーズナブル。
ここのものは安いだけあってシンプルですが、別の店でS$6.00のちょっとお高いミールズを食べたら、
デザートまで付いてかなり豪華でした。
店の人は外国人だと分かるとスプーンとフォークを出してきたりしますが、私は現地のインド系の人々
と同様手で食べています。
昔インドを旅している時はそれが当たり前だったし、バナナの葉っぱの上に盛られているミールズを
食べるのにスプーンとフォークというのは似合わない。
おいしい南インド料理を食べて、至福の時を楽しんでいます。

これがマサラドーサ。 これでS$1.50。

それにしても欧米人の食生活には頭を捻らざるを得ません。
シンガポールはうまい食べ物がどこにでも溢れていて、食が最大のアトラクションと言ってもいい
ような国。
それなのに欧米人ときたら朝は宿で無料で提供されているセルフサービスの朝食(トーストと卵)を
食べて、夜はこれまた自炊して食べている。
きっと昼もファーストフードを食べてたりするんだろうなぁ。
私のように食べ物目的(友人に会うのが第一目的ですが)でシンガポールに来ている人間からすると、
彼らは一体何しにシンガポールに来ているんだろう? と思わずにはいられません。
上に書いたように、シンガポールの最大の魅力は食。
中華、マレー、インド料理と様々な食が楽しめ、しかもリーズナブル。
その楽しみを自分から放棄しているというのは本当にもったいない。
欧米人は自分たちが本国でいつもやっていることを旅行先でもやる、そのために必要なものを常に
持ち歩くためにどでかいバックパックやスーツケースを持っている、とよく言われますが、それなら
わざわざ旅行することなどないのに、と思ってしまいます。
オーストラリアに住んでいた時も、そしてアジア各地を旅行していた時も思っていたことですが、所詮
彼らにとっての「食」とは腹が満たされさえすればどんなものでもいい、という感覚でしかないんで
しょうね。
我々アジア人とはまったく違う価値観です。

<追記>ここで言う「欧米人」とは主にアメリカ、イギリス、オーストラリア人といったアングロサクソン系白人を指します。
同じ白人でもスペイン、イタリア人といったラテン系の人々は食に対する情熱が違いますからね。