検索ボックスがあふれる日本

ここ最近、検索ボックスが出てくるテレビCMや新聞、雑誌の広告がものすごく増えています。

こういうやつです。
商品、サービス名が検索ボックスに書かれていて、そのキーワードでWeb検索するとその商品、サービス
のサイトにアクセスできる、という今やおなじみのものです。
それにしてもこの検索ボックスが出てくる頻度は異常。
民放TVを見ているとこれを見かけないことはないし、新聞、雑誌でも同様。
WebサイトのURLが出ていても検索ボックスが出ている。
それなら素直にそのURLをブラウザに入力した方が速いと思うんですけどねぇ。
そうしないとサイトにアクセスできない程日本人はアホになったのか。

この広告に検索ボックスが溢れる現象、私が知る限り日本だけ。
先の旅でも、ほとんどの国で検索ボックスが書いてある広告を見かけることは稀でした。
台湾で少々見かけたぐらい。
オーストラリアやシンガポールは多そうな気がしたものの、ほとんど見なかったし。
韓国はちょっと変わっていて、特定のポータルサイトと連動した検索ボックスが出ている広告
が多かった。

これはソウルの地下鉄の車内で見かけたもの。
書かれているURLを見て分かる通りシティバンクの広告ですが、その上には韓国でポピュラーな
ポータルサイトであるNAVERの検索ボックスが出ています。
韓国ではこのタイプの検索ボックス付き広告が一般的です。
日本人は何かが流行りだすと、みんなそれに乗っかってしまう、ということを示すいい例でしょう。
まったく個性も、工夫もない。
ただ他の企業もやってるから、うちもやってみよう、ということでやってるだけ。
そういう日本人の国民性のおかげでGoogleはボロ儲けでしょう。

ちなみに上に出ている私のブログの名前を入力している検索ボックスですが、これで検索して
私のブログがすぐに出てくるかは不明です。
気になる人は試してみよう!!