Again,stop panic-buying!!(画像追加あり)


当ブログは既に通常営業に戻していますが、以前のエントリに書いた不急の買い溜めがあまりにもひどく、目に余るので再度このネタを取り上げることにします。
画像は今日天神へ出かけた際に見かけた光景。
左は乾電池が品切れであることを伝える天神ビックの張り紙(「お品切れ」という表記が変だ)、そして右がほぼ空っぽになっているトイレットペーパーの陳列棚(@ショッパーズダイエー天神)。
そして105円ショップでカップ麺を大量に買い物カゴに入れるおばちゃんも見かけました。


このようにミネラルウォーター、缶詰、米、乾電池、カップ麺、トイレットペーパーといった品々が全国的に品薄になっています。
そして福岡ではそのようなことはありませんが、東日本ではガソリンや灯油も不足しています。
以前も書いた通りこういった品々は被災地で必要とされるものであり、不急の買い溜めはこういった品々が本当に必要な人々の手に渡らなくなる、というわけで再度言います。


不急の買い溜めは止めましょう!!


そして個人だけでなく、企業までもが買い溜めに走っている、というのは問題。
先日JR博多シティーへ行った際ヨドバシ博多で乾電池を買い溜めしているサラリーマン風の男性二人組を見ましたし、他にも「缶詰を備蓄しておかないと」といった話を携帯でしているこれまたサラリーマン風の男性や、105円ショップで懐中電灯を何個も手にしたサラリーマン風の男性とか、とにかく企業が不急の買い溜めに走っている、とおぼしき光景を何度か見ました。
「震災で被害を受けている地域の支店、営業所に送る?」
でもどうやって送るのですか? そして自分の会社の社員だけよければそれでいいんですか?
「取引先や株主といった外部から『防災体制がなってない』と指摘された?」
そもそもきちんとした防災体制を整えていない会社が悪いし、だからといって大災害の最中に急に「対策しなきゃ」とばかりに買い溜めに走るのはいかがなものか。
防災対策も大事ですが、優先順位というものを考えて頂きたい。


そして小売店側がそういった買い溜めをたしなめないのも問題。
一度に買える数量を制限するところもありますが、多くの店はそのような制限は設けず、欲しければ在庫がある限りいくつでも買える状態。
単に購入数量制限を設けるだけでなく、私がここで書いているようなことを店内に掲示する、といったことも必要なのではないでしょうか。

それ用によさげな画像を発見したので、追加して貼っておきます(元画像のダウンロードはこちらから)。
このような状況下では買う側だけでなく、売る側にもモラルが求められる、と思いますね。
そしてマスゴミは変に危機感を煽る報道をするのは止めて、このような行動がいかにいけないことなのか、といったモラルを啓蒙する報道をしてもらいたいものです。


最後に今回の買い溜め騒ぎで不思議に思ったことを一つ。
それはどうしてトイレットペーパーが品薄になってしまうのか、ということ。
同じ紙でもトイレットペーパーは品切れなのに、ティッシュペーパーは潤沢に在庫がある、というのも不思議です。
1973年のオイルショックの際のトイレットペーパーの買い占め騒ぎの経験が日本人のDNAに刻み込まれているからなのでしょうか(私は映像でしか見たことがありませんが…)。
全くもって謎です。