やっぱりGalaxy Tabでよかった


天神の林檎店でiPad2と並べてみるの図。
購入時のエントリからは衝動買いしたような印象があるGalaxy Tabですが、もちろんちゃんとした意図があって購入しています。
旅行時に使う端末としてタブレット端末の導入を検討していて、その第一候補がGalaxy Tabだった、というのが購入の理由です。
ASUS UL20AからThinkpad T60に乗り換えたこともあり、ちょっとした旅行でわざわざPCを持ち出したくなくなったんですよね。
実はその対抗候補がiPad2(WiFiモデル)だったのですが、「前モデルよりも薄く、軽くなった」というものの実際におさわりしてみるとやっぱりデカくて重い。
表示の美しさ、動作のスムーズさはさすがiOS、ということで素晴らしいのですが、それでもGalaxy Tabを選んで正解でした。
購入前にファームウエアバージョンを確認しておくべきだった、ということは後悔していますが…
(それ故テザリングが…)


私がGalaxy Tabタブレット端末の第一候補にしていた最大の理由がそのサイズ。
元々持ち運びやすく、片手で持てるサイズの端末がいい、と思っていたのですが、実際に使ってみると絶妙なサイズで、非常に使いやすい。
特に動画視聴や読書には最適で、おかげで寝モバすることが多くなりました。

Galaxy Tabで読書すべくScanSnapで自炊中の図(しばらくこれにかかりっきりだった)。


そしてAndroid端末の欠点、といえるところを研究し、それらをきちんと潰してきたところにも好感が持てます。
端末単体でのスクリーンショット撮影(戻るキーを押しながら電源ボタンを押す)、Bluetooth FTP/HIDのサポート、AVI(DivX/Xvidコーデック)、WMV、FLVといった多彩な動画形式をサポートするメディアプレイヤー、MicroSDカードのホットスワップ、といったこれまで「どうしてできないの?」と思っていたことが可能になっています。
こういったところにサムスンの力の入りっぷりが感じられます。

この時に購入した後ほとんど使っていなかった(反応が鈍すぎて、Android端末では使い物にならなかった)Bluetoothキーボードを引っ張り出して試してみた時の図。
HIDプロファイルで接続できるので、反応の遅延もないし、専用IMEが不要(FlickWnnで利用できることを確認)なのもいいですね。

試しにPCでの再生でも荷が重いH.264コーデック使用のフルHD動画を再生させてみましたが、難なく再生してしまったのには驚きでした。
そしてAVIファイルのサポート(DivX/Xvidコーデック使用のもの。 MS-MPEG4、MotionJPEG、WMV9-VCMはNG)もDivXコーデック使用の動画ファイルを多数所有している私としては嬉しい限り。
サードパーティーのメディアプレイヤーアプリではRockPlayerがAVIをサポートしていますが、Milestoneでは動作が少々不安定だったんですよね(あと無料版だと起動する度に「有料版買え」というメッセージが出るのもウザいですし)。
そしてMicroSDカードのホットスワップができますから、映画、アニメなどジャンル別の動画を入れたMicroSDカードを挿し替えて利用する、といった使い方が可能。
というわけで当初32GBのMicroSDHCカードを購入しようかと思っていたのですが、止めました。

あと通知領域を下へフリックするとWiFi/BluetoothなどをON/OFFできるボタンが出てくるのも便利です。
特に画面自動回転のON/OFFをここで切り替えできるのは本当嬉しい(通常は画面自動回転をOFFにしておき、画面を横向きにしたい時だけONにする、という使い方なので)。
とは言え本当は画面の回転はiPad2のように物理スイッチで切り替え、というのがベストなのですが。


というわけで満足度はかなり高く「やっぱり買ってよかった」と思える端末です。