以前書いた香港のプリペイドSIMカードの処遇の話の続きです。
期限切れになってしまったSmarTone-VodafoneのSIMは結局リチャージせず、その代わりに
3HKのSIMをNokia E61に入れて使用しています。
SmarTone-VodafoneのSIMはまだ電波を受信でき、残高照会をすると「残高がないため回線
は停止されています」というSMSが届くため、プリペイドをリチャージすればまだ使えますが、
今のところ回線を復活させる予定はありません。
そのためこのまま廃止、と言うことになります。
そして現在Nokia E61に入れて使っている3HKのSIMですが、いつの間にやらパケット定額制に
対応していたのです。
残高照会をすると、以前にはなかった「Local data bill cut off date」という項目が追加
されていて「プリペイドなのに締め日がどうのなんて関係ないはずなのに」と思っていたら、
実はこのパケット定額絡みのことだったのです。
これがパケット定額制対応前の残高照会結果SMSで
そしてこれがパケット定額対応後。
私が持っているこのSIMの場合、毎月16日がパケット定額の締め日となります。
その料金ですが、一日定額がHK$48、一ヶ月定額がHK$588。
最初はHK$2/MBの従量料金制が適用され、パケット使用量が上記の定額料金に達すると課金
がそこで打ち止めになります。
つまり一日24MBまでは従量課金でそれ以降は定額、そして一ヶ月間の最大課金額がHK$588、と
いうわけです。
上記の「Local data bill cut off date」はそのパケット定額の締め日、ということだったのです。
香港のパケット定額対応プリペイドSIMカードは以前書いたCSLのものが既にありますが、
これはパケット定額制のみの対応で従量制でのパケット通信には対応しない上に、そのまま
ではパケット定額が利用できず、別途パケット定額を有効にする必要があるため、3HKのものに
比べると使い勝手の面で劣ります。
これだとパケット通信をガンガン使う日はHK$48で定額、あまり使わない日は従量課金と
利用量に差がある場合にも対応しやすいですし、プリペイドSIMカードを購入し、回線を
有効にすればすぐに使えるので、香港への旅行者にも使いやすい。
以前にも私はこのプリペイドSIMカードをお勧めしていましたが、それがさらに機能強化された
わけですから、これは本当買いでしょう。
次の香港行きの際にはCSLのパケット定額対応プリペイドSIMカードを購入しようかと
思っていましたが、その必要はなくなりましたね。
今手持ちのSIMでパケット定額が利用できるのですから。
むしろこの3HKのプリペイドSIMをもう一枚買おうか、と思っています。
現在持っているSIMは通話と端末上でのパケット通信の利用、そして新規に購入するSIMはPC
接続専用、という具合に使い分ける、という魂胆です。
そこでちょっと気になったのがこれ
3 Hong Kong : Explore 3 : 3G Rechargeable SIM Card : Mobile Broadband Prepaid Kit
パケット定額対応プリペイドSIMと、HSDPA7.2Mbps対応USBモデムのセットです。
値段はHK$980。
14000円ぐらいですから、それ程高くはありません。
でもこの値段ですから、SIMロックフリーが基本の(iPhone 3GですらSIMロックフリー)香港
とは言えどもSIMロックがかかっているだろうなぁ。
もしSIMロックフリーだったら絶対に買いですが(有り得ないだろうけど)。
次回香港に行った際にショップに行って確認しようと思っています。
山根さーーん、本当のところどうなんですか? と失礼ながらさりげなーーくメッセージを。
(見ていないと思いますが)
そろそろ次の海外行きの準備をしないといけないかな? と思い始めているところです。
Nokia E90ブラックも気になることですし。
香港の携帯電話ショップで普通に手に入るようになっているといいのですが。