プリペイドSIM自販機復活? in 香港

職場で休憩中に日経ビジネス(2/1号)を読んでいた時のこと。
その中にポイントカード&電子マネーに関する記事があり、そこで「電子マネー先進国」として香港が紹介されていました。
香港が誇る電子マネーオクトパスカードは在住者なら誰でも持っている(在住者じゃない私も持っています)と言える程の普及率、様々なところで使える利便性で世界のトップを走っていることは間違いないでしょう。
私も香港訪問時にはその便利さを享受しています。


その記事の中に私の目を釘付けにしたものがありました。
それは「オクトパスカードが使える自販機」の写真。
その自販機、何とかつてMTR尖沙咀駅にあった3HKのプリペイドSIM自販機だったのです。
その後なくなってしまいましたが、いつの間にか復活していたようです。

これが以前(2006年)MTR尖沙咀駅にあった3HKのプリペイドSIM自販機。
プリペイドSIMが自販機で売ってるなんて日本では考えられない、さすが香港!!」ということで撮影した一枚です。
でもこの画像でみるとこの当時はオクトパスカード対応じゃなかったみたいですね。
そして日経ビジネスに写真が載っていた2010年版プリペイドSIM自販機はオクトパスカード対応以外にも更にグレードアップされていて、パケット定額対応の(私は2枚も持ってます)「HSDPA Broadband Access Rechageable SIM Card」が購入可能。
このプリペイドSIM、空港以外の3Shop(3HKのキャリアショップ)では入手がしずらいようなので、自販機で簡単に買える、というのは非常に便利ですね。
と言うか市中の3Shopはどこも混み合っていて、プリペイドSIMを買うだけに行くのはなぁ、というのもありますし。


でもこの自販機、どこにあるんだろう?
以前と同じMTR尖沙咀駅かな?
しかし個人的には空港の到着ロビーにあれば、と思っているのですが。
到着後すぐにプリペイドSIMを購入、そして回線を開通させてパケット定額を利用、といったことが簡単にできますからね。
出発ロビーに上がればいい話ですが、大きな荷物を持っていて、その上移動で疲れている状態でそれはあまりやりたくない。
バンコクスワンナプーム空港には到着ロビーに現地キャリアのAIS、DTACのサービスカウンターがあり、そこでプリペイドSIMを購入できるのが非常に便利だったので、香港も見習って欲しいなぁ、と思っています。


それにしても日経ビジネスはどうして数が多いわけでもないプリペイドSIMの自販機の写真を採用したんだろう?
普通なら数の多いジュースの自販機の写真にしそうですが。
プリペイドSIM/携帯を異常な程忌み嫌う国のマスコミが、誰でも簡単に買えるプリペイドSIMの自販機の写真を記事に載せる。
何だか矛盾してますよねぇ。