次回の旅の課題:モバイル編

今回の香港への旅に持って行った携帯電話はNokia N82、E51、E61イーモバイル
S11HTの4台。
旅行中それぞれの端末をどのように使ったかというと…


Nokia N82:現地SIM(3HKパケット定額対応)を入れて通話、SMS、Google Maps Mobile
などの各種モバイルネットサービスの利用。
そしてデジカメとしても使用しました。
Nokia E51:SoftBankメイン回線SIMを入れCSLでローミングして待ち受け。
Nokia E61:3HKプリペイドSIMをN82に移した後はお休み。
S11HT:日本国内移動中のネット接続用。 そして香港ではローミングのテスト。


といった具合。
Nokia N82は今回大活躍してくれました。
サイズといい、大きなディスプレイといい、高画質のカメラといい、本当使いやすい
端末です。
個人的には欠点の少ない、非常に優れた端末だと思います。
今回Nokia E90を購入しメイン端末の座からは退きましたが、これからも長い付き合い
になることは確実でしょう。
Nokia E51は派手さはないものの、音声通話をするための端末としてはNokia N82よりも
優れているし、バッテリーの持ちがいいのも今回のように待ち受け状態で放っておく
使い方をするには好都合。
活躍の機会は少ないものの、「スーパーサブ端末」として手放せません。
Nokia E61E90を購入したことでついに現役を引退。
日本語版の発売日に購入したので、2年近くもの間現役だったことになります。
私の手持ちの端末の中では最も現役で活躍した期間が長い端末です。


今後はNokia E90がメイン端末として活躍することになります。
ということで次回の海外行きでは次のような端末の使い分けになりそうです。


Nokia E90:現地プリペイドSIM(GPRS対応)を入れて音声通話、SMS、パケット通信
Nokia N82:3HKプリペイドSIMを入れてローミングパケット通信、デジカメ。
Nokia E51:SoftBankメイン回線SIMを入れて待ち受け。


でも「次回の海外行き」が一体いつになるのかは全く不明…
円高+原油安(=燃油サーチャージの値下げ/廃止)で海外旅行には非常に有利な
状況になってきているのですが、こちらはそれどころではない…


話は変わって今回の旅モバイルでの不満はGoogle Maps Mobileが使いものにならなかった
こと。
旅に出る前は「パケット定額対応SIMがあるからGoogle Maps Mobileを思う存分使えるし、
道に迷うこともないだろう」と思っていたのですが、実際にはそうではありませんでした。
想像がついた方もいらっしゃると思いますが、高層ビルが多い香港ではとにかくGPS
受信感度が低く、街中ではほとんどGPSの電波を掴めない。
うまくGPSの電波を掴めたのは空港から尖沙咀へのエアポートバスでの移動中と、高層ビル
が少ない九龍城に行った際ぐらいで、旺角や湾仔では全くダメ。
おかげでGoogle Maps Mobileはほとんど役に立ちませんでした。
香港人の友人も「GPS? そんなの香港では使いものにならないよ」と言っていました。
本来ならパケット定額SIMを思う存分生かせるはずだったのに残念です。


ちなみにGoogle Maps Mobileの香港の地図は中国語(広東語)、英語の2言語対応で、検索も
どちらの言語でも可能。

先達廣場を中英両言語で検索(先達廣場の英語名は「Sincere House」)してみたのが上の
スクリーンショット
英中どちらでもきちんと検索できています。
しかしGPSが使い物にならなかったので、ナビとしては役に立ちませんでしたが…


とにかく、今後のモバイルの課題もはっきり分かってきた今回の香港の旅でした。