次回の旅の課題:カメラ編

今回の旅ではデジタル一眼(Pentax K10D)は持って行かず、写真撮影にはコンパクトデジカメ
(Pentax Optio W10)とNokia N82を使いました。
デジタル一眼を持って行かなかった理由は単に「荷物になるから」。
写真撮影が主目的の旅ではなかったし、購入したいものが多かったので荷物はなるべく減らし
たかった。
香港人の友人に「デジタル一眼持ってたよね、どうして持って来なかったの?」と聞かれて
上記の理由を話すと、友人に「一度デジタル一眼を使うと、もうコンパクトには戻れない
のにねーー」と言われましたが…


Nokia N82は使いたい時にサッと取り出して写真撮影ができる使いやすさでこれまた大活躍。
確かに画質やカメラとしての使い勝手はデジカメ専用機に負けますが、いつでもどこでも
気軽に使える、と言う利便性はやはり大きい。
画質が劣る、とは言ってもカールツァイスレンズ搭載500万画素カメラですから必要十分な
画質が得られますし、GPS搭載でLocation Taggerを使えば撮影した写真にジオタグを付ける
ことが可能なのもいい(しかし前のエントリに書いた通り、今回の香港ではGPSが使えず
ジオタグ付けはうまくいかず残念)。
携帯電話として使う関係上バッテリーがいきなり切れて焦る、といったことがないのも
メリットです。
ただ携帯電話であるが故飛行機での移動中に使えない、という大きな欠点を抱えます。
飛行機に乗る前にオフラインモードに切り替えて電源を切り、離陸後シートベルトサインが
消えてから電源を入れて使う、というのは可能ですが、その対応は航空会社によって違います
し、周りの乗客に余計な誤解をされる恐れが。
特に日本の航空会社(&日本人乗客)だとすごく面倒なことになりそう。
実は今回の旅では敢えてデジカメ専用機は持って行かず、Nokia N82だけで写真撮影を賄おうか、
とも思いましたが、そういった理由で止めました。
そう言えば香港から成田への便で離着陸時に携帯電話のカメラを使って写真を撮っていた
日本人乗客(いかにもバカ丸出しな若いにいちゃん)がいたな。
離着陸直後は携帯電話は勿論のこと、あらゆる電子機器の使用が禁じられているというのに…


上記の理由で持っていくことになったOptio W10ですが、やはり古さは否めませんでした。
まず手ブレ補正がない。
そして搭載するレンズの広角側が35mm相当、というのも28mmスタートのズームレンズが一般的
となっている今となっては辛い。
そういったところを除けば、今でも十分使えるのですが…
素数も600万画素もあれば十分ですしね。
今回の旅で「これからは写真撮影目的でなければデジタル一眼は持って行かず、コンパクト
デジカメをメインにする」という方針にすることにしたので、できることならコンパクトデジカメ
を買い換えたいところ。
新しいコンパクトデジカメ選びの条件としてはまず小型軽量であること。
もちろん手ブレ補正機能搭載で、レンズは27mm以下スタートの広角に振ったズームレンズを
採用していること。
そして記録メディアはSD/SDHCカードであること(ということで自動的にソニー富士フィルム
オリンパスのデジカメは候補から消える)。
最後に画素数を欲張っていないこと。
そういった条件だとパナソニックLumixがよさそうな気がします。
ただ以前に「デジカメ」という言葉の商標権を持つ会社(サンヨーだ)のデジカメを持っていて
その使いにくさにうんざりした経験があるので、家電メーカーのデジカメにはちょっと抵抗感
がある。
しかしLumixは結構人気がありユーザー数も多く、ライカレンズを搭載しているぐらいだから
問題はないと思うのですがねぇ。
Nokia N82と合わせてカールツァイス+ライカという2大レンズブランドの組み合わせ、という
のもおもしろそうです。
とは言えすぐに買うわけではないので、じっくり考えることにします。
それよりも昨今の急激な円高で予備機としてもう一台Nokia N82(ブラック)が欲しいなぁ、と
思う今日この頃。
Nokia N82はそれぐらい気に入っています。
日本円換算で4万円を切ったら逝ってしまうかも。
と思って1ShopMobileを見たらUS$419じゃないか… ヤバい!!