ガラケー向けパケットし放題Sを契約

先日のエントリに「ガラケー向けSIMではパケットし放題S for スマートフォンは契約できない?」と書きましたが、その件についてSoftBankショップで聞いてきました。
すると「for スマートフォンパケット定額プランが契約できるか否かはSIMの種類ではなく、回線契約時に購入した端末によって決まる」という答えが。
つまり契約時に購入した端末がスマートフォンでなければ契約できない、ということになります。
私のSoftBankポストペイド回線はガラケー契約(705SH)ですから、当然NG。
そして以前はスマートフォンでなくてもパケット定額フルを契約できた件についても聞いてみると、去年の11月(だったかな?)にfor スマートフォンプランが新設されAndroidスマホ専用SIMが導入された際に契約条件が変更され、ガラケー契約のSIMではスマートフォン向けパケット定額プランを契約できなくなったとのこと。
というわけで予想通りでしたね。


仕方がないのでMy SoftBankからガラケー向けのパケットし放題Sを契約することに。
これでもアクセスインターネットプラスのAPN設定を使ったパケット接続が定額になるので、問題はないと言えばそうなのですが、やはりパケット単価が高いのが…
他の通信手段が利用できない、といったシチュエーションで最低限の利用、という用途を想定していますから、パケット単価は安い方がいいですからね。

締め日が毎月10日なので、7/11から適用になります。


それにしても日本の携帯キャリアのパケット単価の高さには呆れて物が言えません。
恐らく世界一高いのでは? と思います。

先日のエントリNokia N82でアクセスインターネットプラスのテストをした後にMy SoftBankで今月分の利用料金照会をした結果。
その際利用したデータ量は約6KB(端末上でMobile Weatherアプリの情報更新を2回)。
しかしたったそれだけの利用でパケット料金は11円となっています。
ちなみに私が持っている3HKプリペイドSIMを香港で使った場合、ほぼ同じ額(HK$1)で利用できるデータ量は500KB(HK$2/MB)になり、何と桁が2つ違う。
(ポストペイド回線だと3つ違うかも…)
そしてローミング利用でも約9KB(HK$0.11/KB)とSoftBankより割安。
パケット割引プランなしの定価とは言え、現地SIMよりも海外SIMのローミングの方が安い、というのはおかしいと言わざるを得ません。
パケット定額プランに加入していれば定額になるので問題ない、という意見もあるでしょうが、10MBにも満たないデータ量で上限に達してしまう(パケットし放題S+アクセスインターネットプラスでは7.125MB)、というのでは「使えばまず定額上限越え」となってしまい、ライトユーザーにとっては非常に割高なものになりますし、そして上にも書いたような「非常時に少しだけ使いたい」といった用途でも極めて使い勝手が悪くなります。
スマートフォンの普及と共に海外キャリアではパケット単価がどんどん下がっているため、日本キャリアのパケット単価の高さが更に際立ってしまっていますから、現状のパケット割引プランなしの定価から割引なしで1/20程度(100円/MBぐらい)、割引ありで1/50程度(30円/MBぐらい)のパケット単価にしてもらいたいものです。
(それでも海外の水準からするとまだまだ高いですが)
でも日本のキャリアは「そうすると通信データ量が多くなり、回線が逼迫する」とか言い出すのでしょうが、いい加減詐欺的に高いパケット料金を設定してユーザーから搾取するのは止めて欲しいものです。