SoftBank MMS使えました:SIMロックフリーiPhone 3GS

先のエントリで「SIMロックフリーiPhone+SoftBank銀SIMではMMS(SoftBank S!メール)が使えない」と書きましたが、その後eternal7786さんからコメントで助言を頂き「MMSの設定をすれば使えますよ」とのこと。
しかし私はパケット通信設定の中にMMSの設定があるものと思い込んでいて、SoftBank MMSの設定はロックされていて変更できないはずでは、と思っていました。
ところがMMSの設定はパケット通信設定ではなくSMS/MMS設定の方にあったのです。

Settings→Messages(設定→SMS/MMS)を開くとこの画面になり、ここでMMS Messaging(MMSメッセージング)をONにしてメールアドレスを指定してやればSoftBank MMS(S!メール)の送受信が可能になります。
その設定をした上で改めてメールプッシュ受信テストをしてみるとこの通り

PCから送信したメールを受信できました。
ただ先のエントリにも書いた通りSoftBankのSIMを挿すとSIMロックフリーiPhoneでもSoftBank版として動作する、ということは当然使用するMMSアクセスポイントもiPhone用のものになる(本来銀SIMでのアクセスは想定されていない)ため、パケット定額等で問題になる可能性があるのでご注意を。


でもどうしてこのような単純なことに気づかなかったのか。
ここに載せているスクリーンショットを見ると分かるように、私はiPhoneの言語設定を英語にした上で日本語入力を追加して使っています。
それは以前エントリした改悪されたGoogle Mapsが原因。
Google Maps Mobileは端末のシステム言語によって使用される地図の言語が決まります。
つまり端末のシステム言語が日本語だと使用される地図はあの悪名高いどこでも日本語表記の地図になる、というわけです。
それを回避するには端末のシステム言語を日本語以外(通常は英語)にすればいい。
こうすればGoogle Maps Mobileの地図も英語版地図(英語+現地語の二言語表記)になります。
それが私がiPhoneを英語設定にしている理由です。


しかしiPhoneのシステム言語を英語にすると日本語では「SMS/MMS」の表記が「Messages」という表記になります。

iPhoneのホーム画面のスクリーンショット
上が日本語、下が英語設定の場合。

そして設定画面のスクリーンショット
左が日本語、右が英語設定の場合。
「SMS/MMS」と書いてあれば「MMSはここで設定するのか」とすぐに分かるのですが、「Messages」ではちょっと分かりづらい。
それで見落としてしまったのです。


話は変わりますが、それにしてもiPhoneの多言語対応はすごいの一言ですね。
何と30もの言語に対応し、しかもUI言語と入力言語を自由に組み合わせることができる。
ですから英語UIにして、日本語入力を追加するとか、日本語UIに中国語入力を追加する、といった使い方が可能。
日本語入力はSIMロックフリー版でもテンキー/フリック入力に対応しますし(私はジャマなので無効にしていますが)、中国語入力では手書き認識が可能。
iPhoneを使う外国人を街中でよく見かけるのも頷けます。
先日もiPhoneで通話しているインドネシア人(話している言葉で分かった)を見かけましたし。


それと比べると言語切り替え、という概念すらないWindows Mobileって一体何なんだ、と思ってしまいます。
まぁPC向けOSでもMacOSは標準で多言語対応で、海外で買ったMacを日本語OSでセットアップする、といったことができますが、Windowsは基本的にOSは言語別で、日本で買った日本語WindowsプリインストールのPCを英語Windowsでセットアップする、といったことはできない(Windows Vista/7 Ultimateを除く)、といったように多言語対応に関してはアップルとマイクロソフトではかなり温度差がありますし。
これに関してはマイクロソフトはアップルを見習って欲しいですね。