10/22にWindows 7が発売された、ということで家電量販店にも早速Windows 7搭載PCやOSパッケージが並んでいました。
(iPhone 3GS)
まぁ私としては要らないですが。
ベータ版やRC1を使ってみて「UIを変え過ぎ」「クラシックスタートメニューがない」といったことが不満でしたし、7で追加された新機能が必要なわけでもないですし。
それなら使い慣れていて、カスタマイズの手法が確立しているXPで十分。
でもこれってベータ版をThinkpad X31にインストールした時のエントリに書いたことですね。
前評判も高かったし、実際の販売も今のところ好調ですが、私的にはいずれ失速しそうな気がします。
「やっぱりXPがいい」とWindows XP再評価論が盛り上がりそうです。
それに対応するためProfessional/Ultimateには「XPモード」と呼ばれる仮想版XPが搭載されていますが、「バーチャル」よりも「リアル」の方がいいのは当然。
そういうわけで個人向けは好調でも、企業向けは厳しいでしょうね。
マイクロソフトはXPのサポート期間の延長を余儀なくされるのでは、と思います。
それにしてもどうしてマイクロソフトはこれ程までにUIを軽視するんだろう?
新しいバージョンのWindowsが出る度にUIが変わって、また操作を覚え直さないといけない。
95からMeまでは基本的なところはほとんど変わっていなかったのに、XPから突然コロコロ変え始めた。
これって(特に企業ユースにおいて)大きなディスアドバンテージなのですが。
そういうことをちゃんと分かっているのがアップル。
Mac OSはOS Xの最初のバージョンから最新版のSnow LeopardまでUIをほとんど変更しておらず(そうですよね?→Macに詳しい方)、そういった問題はありません。
UIを変えること自体が悪いわけではありませんが、WindowsクラシックUIはWindows 95から使われている10年以上の歴史を持つUIだけあって利用者が今でも多い(私がそうですし、私の職場のPCもそう)ですから、そういったことは尊重して欲しいですね。
SP1でその辺が見直されることを期待していますが、無理だろうなぁ。
