今気になるCULVノート:ASUS UL20A

以前にも何度かエントリした、インテルの超低電圧版CPUを使ったリーズナブルなモバイルノート、CULVノートPC。
当初はネットブックの時と同じように台湾メーカーの独壇場でしたが、予想通りWindows 7登場後様々なメーカーから製品がリリースされるようになりました。
中にはデュアルコアCeleronを搭載しながら5万円台、とネットブックより少し高い程度の値段のものまで登場。


これらCULVノートの中で私が気になっているのがASUS UL20A
デュアルコアCeleronを搭載して5万円台、というコストパフォーマンスに優れたモデルです。
当初「やっぱりCore 2 Duo搭載モデルがいいなぁ」と思っていたのですが、「デュアルコアCeleronCore 2 Duoとの性能差はそれ程大きくなく、価格差を考えるとデュアルコアCeleron搭載モデルがお得」といったCULVノートの製品レビューなどを見て心変わりしました。
そもそもモバイル利用がメインで、重たい処理をさせることはほとんどないわけですから、CPU性能はそれ程重要ではないんですよね。
それより重要なのがバッテリー駆動時間ですが、カタログスペック上は7時間オーバー、と十分な値を確保。
デザインもMacっぽくてなかなかよさそうだし、となるとこの値段は非常に魅力的。


しかし私を本当に魅了したのはそれではない。
UL20AのプリインストールOSはもちろんWindows 7(Home Premium 64bit)ですが、ASUSのドライバダウンロードサイトへ行くとWindows XP用ドライバが用意されているのです。
そしてHDD/メモリースロットへ簡単にアクセスできる設計(MiniPCIeスロットへアクセスするには分解が必要なようでこれは残念ですが)。
SSDへ換装/Windows XPに乗せ換え前提で考えている私にとっては非常に嬉しい仕様です。
さすがはASUS、といったところですね。


そうなるとマジで欲しくなってしまいました。
でもiPhone 3GSPowerShot S90、そしてD25HWと最近出費が続いているからなぁ。
(とか言いつつかなり買う気)
とにかく来月の東京行きの際に実機をおさわりしてくるか。
現物を見ないと決められませんからね。


それにしてもこれだけCULVノートが安くなるとネットブックの立ち位置というものが微妙になりますね。
価格的な優位性が失われてきていますし、Intel Atom vs デュアルコアCeleronと性能差も大きい。
そしてプリインストールOSも制限付きのWindows 7 Starterとこれまた魅力に欠ける。
そうなってくると一世を風靡したネットブックの将来は暗そうで、更なる低価格化をしないと生き残れないでしょうね。