(IBM時代の)Thinkpadはやっぱりいい


先のエントリに書いたThinkpad X31の再セットアップはほぼ完了。
ただ今セキュリティーソフトをどうしようか、と考えているところです。


今回のX31再セットアップで再認識したのが「やっぱりThinkpadはいいなぁ」ということ。
ただしIBM時代の、という但し書きが付きますが。
レノボ時代のThinkpad(X61)が(私的には)イマイチでしたからね。


Thinkpadの何がいいか、と言えばやはりキーボード。
元からThinkpadのキーボードの質の高さには定評がありますが、今回改めてそれを感じました。
適度な重さとクリック感があり、キータッチが軽く、ペタペタしたネットブックやCULVノートのキーボードとは明らかに違う。
Thinkpad X31を使った後にASUS UL20Aを使うとそのキーボードの質の低さにがっかりさせられます。
そしてトラックポイントも非常に使いやすい。
UL20Aを据え置きで使う時はBluetoothマウスが欠かせないのですが、X31ではマウスの必要性をそれ程感じません。
(一応Bluetoothマウスを使えるようにはしてありますが)
どうしてこれ程優れたポインティングデバイスが駆逐されてしまったのか、そしてタッチパッドという非常に使いづらいポインティングデバイスが主流になってしまったのか不思議でなりません。
(単にコストの問題でしょうが)
そしてガッチリとした作り、ユーザーが手を入れやすい構造(メンテナンススタッフ向けの保守マニュアルもダウンロードできますし)、OS選択の自由度の高さ(プリインストール以外のOS用ドライバも準備されている)といったことも魅力的です。


今回のX31再セットアップで改めて(IBM時代の)Thinkpadの魅力を再発見したことで、Thinkpad T4xのSXGA+液晶モデルが安く手に入るようなら欲しいなぁ、と思っているところ。
Thinkpad T40のSXGA+液晶モデルは私がX31を購入した際の憧れの機種だったのですが、発売当時約35万円という値段はとてもじゃないけど手が出なかった。
X31の約23万円、という値段も当時かなり無理をしたのですが(ちなみに今まで購入したノートPCの中で最高額)。
2万円台で手に入れば… と思っていますが、さすがに無理だろうなぁ(XGA液晶モデルであれば可能でしょうが)。
そして以前秋葉原のショップで格安で売られているのを発見したThinkpad X31で使える純正ドッキングステーション(中古)も入手しておくべきだった、と後悔しています。


そう言えばAMDプラットフォームを採用したThinkpadのエントリー機種が発表されましたが、これってどうなのかな?
まぁレノボThinkpadにはあまり期待はしていませんが(X61で懲りてる)、Thinkpadユーザーとしては気になりますね。
デュアルコアCPU版が出たら(UL20Aの後継として)欲しいかも。
というわけで発売されたら実機をおさわりしたいところです。