新たなWin10ゴリ押しには本当うんざり

先日「今後発表される新アーキテクチャのCPUでは旧バージョンのWindowsをサポートせず、Windows 10のみのサポートとなる」「Intelの最新CPUアーキテクチャであるSkylakeコアのCPUを搭載するPCではWindows 7/8.xのサポート期間を短縮し、2017/7/17までとする」とマイクロソフトが発表しました。


Microsoft、SkylakeでのWindows 7/8.1サポートを2017年7月までに短縮 〜Intel、AMD、Qualcommの次期SoCはWindows 10のみをサポート - PC Watch


Skylakeコア採用CPU搭載PCのみとはいえユーザーへ対する裏切り行為、もっと厳しく言えば契約違反でしかないサポート期間の短縮というやり口まで使ってWindows 10へのバージョンアップを強要する、ということはよっぽどWindows 10搭載PCの売れ行き及び旧バージョンWindowsからの無料バージョンアップが不調なのか、と思わずにはいられません。
昨年のまとめエントリに書いた通り、Windows 10は現状ではWindows 7には全く及ばないゴミなので、少なくともWindows 7からバージョンアップするなんて有り得ませんから、Windows 10へバージョンアップさせるにはこういう強引な手法を取るしかない、とマイクロソフトは思っているのでしょうが、これまた以前書いた通りこういう行為はユーザーの反感を買うだけなのだから、いい加減それを理解して自分たちの都合をゴリ押しするのではなく、Windows 10をもっとまともなOSにし、ユーザーに喜んでバージョンアップしてもらえるようにする努力をしろ、と思わずにはいられません。
私個人としてはWindows Updateの自動更新をOFFにできず、自分でWindows Updateを実行するタイミングを決められないクソゴミ仕様をどうにかしてくれ、と思っています。


私が今使っているメインPCはSkylakeの先々代であるHaswell RefreshコアのCore i5搭載なのでこの影響を受けず、当初の予定通り2020年までWindows 7のサポートが続きますが、それまでWindows 7を使い続けようと考えている私としては新アーキテクチャのCPUを搭載するPCを導入することができなくなってしまい、必然的にあと4年余り今のPCを使い続ける必要が出てきました。
今のPCを導入した際にあわよくはWindows 7のサポート終了まで使い続けられる性能を、ということで少々無理をしてCore i5やメモリー16GBを搭載しましたが、こうなることが分かっていれば更にもう少し無理をしてCore i7を搭載したのに… と思わずにはいられません。
とは言え実際に2020年まで使い続けるため更なる性能アップを狙って来年辺りに中古のHaswell Refresh/BroadwellコアのCore i7を購入して載せ替える、という手もありますが、Windows 7を使い続けたいと思っている私のようなユーザーが同じようなことを考えHaswell Refresh/BroadwellコアのCore i7への需要が高くなり中古価格が高騰する、ということも有り得ますし、そうでなくても物理コア数は変わらないためマルチスレッド対応が重要な動画エンコードといった作業以外ではそれ程性能が上がるわけでないのでコスパがイマイチ、というのもありますから、実際にはやらない可能性が高いかなぁ、と思っています。
CPUの載せ替えに金を使うのならPC関連で他に金を使いたいところがあるので、そっちに金を回したい…
マイクロソフトが余計なことをしなければWindows 7をサポート終了まで使い続けるためにあれこれ気を使う必要はないのに、本当クソだな、としか言いようがありません。


これまた以前書きましたが、旧バージョンWindowsのサポート期間を短縮してまでWindows 10へのバージョンアップを強要する、ということは現在「Windows 10提供開始から1年間限定」となっている無料バージョンアップの期間制限もなくなる可能性が高そうです。