ジャンクGalaxy S III(SC-06D)を購入

先週の土曜に食料品の買い出しに行った際久々に道中にあるゲオに立ち寄ったら、今までなかったジャンクスマホコーナーを発見。

このジャンクスマホワゴンは3段になっていて、タマ数はけっこう豊富でした。
でもどうせ大した端末はないんだろうな、とあまり期待せずにワゴン内をゴソゴソしてみると、ドコモ版Galaxy S III(SC-06D)が複数台あるのを発見。
そこでその中から電源が入り、外装の痛みが少ないものを選び1台購入することに。
実はGalaxy S IIIα(SC-03E)も1台あり、電源も入ったので本当はそちらのほうがよかったのですが、ディスプレイにヒビが入っていたりと外装の状態がよくなかったのでパスしました。

価格は去年買ったGalaxy S II(SC-02C)のジャンクと同じ2030円。

外周部に傷、欠けが多いものの、それ以外は大きな傷みはなくジャンクとしては程度がいい。

そして水濡れもなし。

充電して動作確認しても特に問題なし、ということでこれは当たりだったようです。

購入時のAndroidバージョンは4.0.4(ICS:左)で、ファームをダウンロードしてきてOdinでそれを書き込み、最新(そして最終)版の4.1.2(Jelly Bean:右)に更新。
この状態でもrootが取れるので即root化し、現在あれこれいじっているところです。
root化し、カスタムリカバリー(CWM)が導入されている状態でもワンセグ機能が使えるのは意外でしたが、おサイフケータイ(Felica)はストックリカバリーでなければ利用できないとのこと。
まぁ私はおサイフケータイを利用しないのでどうでもいい、ということで全く気にしていませんが。

内蔵ストレージは32GBで、16GBだとばかり思っていたこともありこれまた意外でした。
そして内蔵ストレージの全領域をアプリインストール領域(/data/app)として利用できるのもいい。
私が持っているGalaxy Note 3(SM-N9005)は香港版16GBなので、手持ちのAndroid端末の中で最も内蔵ストレージ容量が多い端末になります。
ジャンクなのに…


しかし挙動に謎なところがいくつかあるのが気になるところ。

FOMAプラスを掴んだ状態でServiceModeを開くと、なぜか接続中の周波数バンドが「Band5」と表示されます。
「Band6」にならないとおかしいのですが…
そしてスクリーンショットを撮った時にシャッター音が鳴らず、なぜだろう、と思って調べてみると/system/csc/feature.xmlにそれっぽい設定が書き込まれていて「いい仕様だ、他の日本向けAndroid端末もこうなればいいのに」と思っていたら突然鳴るようになったりするし、本当訳が分かりません。


いじっていると細々したところで不満点がいくつもあるので、一旦ドコモファーム+rootの状態で環境構築し、Nandroid Backupを取ってからCyanogenMod 12.1(Android 5.1.1)にしようかと思っているところです。
本当のことを言えばAndroid 6.0.1にしたいところですが、まだSC-06Dで利用できるカスタムROMがない…
SC-06DのCPU(SoC)はLTE対応のためQualcomm Snapdragonなのに対し国際版Galaxy S III(GT-I9300)は自社製Exynos Quadとハードウェア仕様が異なるため、それ向けのカスタムROMが利用できないのが辛いところです。
Galaxy S IIで愛用しているNeatROMがGT-I9300向けにもあるのにな…


今年で発売から4年になる端末ですが、上記の通り内蔵ストレージは32GB、RAMは2GBとまだまだ実用に堪えるスペックを持っているので、何らかの使い道を見つけて活用したいところ。
しかしSC-06Dをいじっていると更にスペックが高く、LTEデュアルバンド対応(2100/1500MHz Band1/21、800MHz Band19には非対応)、そしてAndroid 4.3までバージョンアップできるGalaxy S IIIα(SC-03E)が欲しくなってきたので、改めてジャンクを探すか、思っているところです。