なぜかジャンクSC-02Cを3台も買ってしまった…

先日福岡市内某所のゲオに立ち寄ったら、これまでなかったジャンクスマホコーナーを発見。
どんな端末があるんだろう、と思いワゴンの中を覗いてみると、2011〜12年前半発売のドコモ、au向け3G端末が主で、わずかにLTE端末やSoftBank端末がある、といった感じのラインナップで、価格は全て2030円。
そこでドコモ版Galaxy S II(SC-02C)のジャンクを探すことに。
私にとっての神機なので予備機が欲しい、そして手持ちの国際版Galaxy S II(GT-I9100)のカメラがおかしく、変なシミやゴミが撮影画像に写り込んでしまうためカメラモジュールを交換したいのでその部品取り用に、という目的があってのことです。
SC-02Cのジャンクは5〜6台ありましたが、その中で外観の痛みが少なく、電源が入るものを一台選び出して購入することに。

帰宅後動作確認すると外装の痛みはあるものの動作には特に問題なく、2030円でいい買い物した、と思っていたら、カメラモジュールの取り外し方を確認するため分解した際に電源/ボリュームボタンとメイン基板との間をつなぐフレキケーブルを誤って切断してしまい、当然電源が入らなくなってしまいました。
やっちまったよ…
中古の予備バッテリーを2030円で手に入れたと考えれば、と思ったのですが、やっぱり惜しい。
ということでもう一台ジャンクSC-02Cを購入すべく再び同じゲオヘ。
電源が入らないが、外装の痛みが少ないものを一台選び、その後「もしこれが起動しないと嫌だなぁ」と思って外装の痛みは激しいものの、ちゃんと電源が入るものを探し出してこれも購入。
結局不用意に分解して壊してしまったものと合わせて同じ端末を3台も購入してしまったことになります。
これまたやっちまったよ…

追加で購入した2台のジャンクSC-02C。

その内の一台(黒)は非純正大容量バッテリー付き。
しかしバッテリーカバーがきちんと閉まらず、セロテープでそれを留めてある、という状態。
充電済のバッテリーに交換して電源を入れてみると、どちらも起動するものの、動作に問題があることが判明。
黒の方は外装の痛みは少ないものの、内蔵スピーカーに問題があり、たまに音が出なくなることがある。
起動時の音が鳴っている途中で突然音が出なくなる、といったこともあったので、ソフトウェアの問題ではなくハードウェアの問題のようです。
そして白の方は外装の程度が悪いのもさることながらホームボタンの反応が悪く、強く押さないと反応しない、という問題が。
つまりどちらもハードウェアに問題がある、ということになります。

その理由とおぼしきもの。
いずれも水濡れ検知シールが赤くなっており、水濡れがこれらの問題の原因である可能性が大。
そして今は動作に問題がなくても、水濡れによるダメージにより将来更なる問題を発生させるリスクがある、ということになります。
最初に買ったジャンクは水濡れ歴のない端末(水濡れ検知シールが白)だったので、なぜ一番まともな端末を不用意に分解して壊してしまったんだ、とショックだったのですが、それを嘆いてみてもどうにもならない。
よって壊してしまった端末の部品を使い(今のところは)動作する端末を整備して、もっといいコンディションにするしかない。
つまりニコイチならぬサンコニ(3台→2台)するというわけです。
今回購入した3台のジャンクSC-02Cの状態はというと…


(1)最初に購入し、分解中に壊してしまった端末(ボディーカラー:黒)
外装の程度:それなりのダメージあり、ディスプレイ傷なし
水濡れ判定:OK
OSバージョン:2.3.6(Gingerbread)
ネットワーク利用制限:○
問題点:不用意な分解でメイン基板と電源/ボリュームボタンをつなぐフレキケーブルを切断してしまい動作不能


(2)非純正大容量バッテリー付きの端末(ボディーカラー:黒)
外装の程度:破損した電池カバーを止めるためのセロテープ痕多数だったが(クリーニング済)、傷は3台中一番少ない。ディスプレイに非常に薄い傷あり(使用に支障なし)
水濡れ判定:NG
OSバージョン:2.3.3(Gingerbread、初期ファーム?)
ネットワーク利用制限:○
問題点:内蔵スピーカーから音が出なくなることがある


(3)外装の痛みが激しい端末(ボディーカラー:白)
外装の程度:かなりボロく、3台中一番程度が悪い、ディスプレイ傷なし
水濡れ判定:NG
OSバージョン:2.3.3(Gingerbread、初期ファーム?)
ネットワーク利用制限:○
問題点:ホームボタンの反応が悪い


いずれの端末もOSバージョンが2.3.x(Gingerbread)だった、というのは意外でした。


今考えているサンコニ修理プランは
(2)に(1)のリアボディー(スピーカーモジュール付き)を移植して(2')を作る。
(3)のメイン基板を取り外して(1)のフロントボディー(ディスプレイ、ホームボタンモジュール付き)と(2)のリアボディーに合わせ(3')を作る。
これにより2台ともボディーカラーが黒になるため、もう一枚黒のバッテリーカバーが必要になるが、これについては(3)の白バッテリーカバーに黒のカーボン調カッティングシートを貼って色を合わせるか、ドコモショップで新品の黒バッテリーカバー(1000円程)を買うかする。
バッテリーに関しては(1)、(3)に付属していたドコモ純正バッテリーがあるし、手持ちのGT-I9100に付属していたサムスン純正バッテリーもあるので特に問題なし。
ハードウェアの修理後はOSをドコモ版ICSファーム(Android 4.0.3)にアップデート後root化し、非公式SIMロック解除(無料rootedアプリで可能)。
そして(2')にはTouchWiz(サムスン純正ファーム)版NeatROM(Android 4.1.2)、(3')にはAOSP版NeatROM(Android 4.4.4)を焼く。
ROMは事前にゴニョゴニョし、ドコモ版向けのベースバンド(modem.bin)を組み込むなどの変更を行っておく。
といったものになります。
とりあえず(2')を先に作ってセットアップし、その後(3')を、と考えています。

結局以前から所有していたGT-I9100と合わせて4台ものGalaxy S IIを手に入れてしまったわけですが、いくら私にとっての神機、ベストオブAndroid端末であるとはいえこれはやり過ぎかな、と思ってしまいます。
同じ端末を2台購入した、というのは以前Nokia N82を2台、という経験があるので初めてではないのですが、さすがに4台、というのは今後まずないでしょう。
とは言えもし外装の程度がいい白ボディーのSC-02Cのジャンクがあれば購入して、上記(3')の外装交換をしたいなぁ(そしてこれで(4')ができるわけだ)、とか、GT-I9100ももう一台欲しいなぁ、とか思っている私がいる…