数日前から情報は出ていましたが、b-mobile 3GなどのドコモMVNOデータサービスを提供していることで知られる日本通信からSIMロックフリーのモバイルWiFiルーターが発売されることになり、昨日正式発表されました。
http://www.bmobile.ne.jp/wifi/index.html
発売は5/24からですが、昨日から先行予約開始、ということで今日夜のお仕事が終わって帰宅してから早速予約することに。
b-mobile WiFi本体に加えb-mobile SIM U300の一年ライセンスパッケージも同時購入しました。
どうしてb-mobile WiFiを即買いすることにしたかというと…
以前電脳中心買物隊 in 香港からMotorola Milestoneの液晶保護シートなどを購入した際に同時にHuawei E5830を購入しようとして結局止めた、ということがありました。
やっぱりあれ買います
その際は香港に行った際に3HKのプリペイドパッケージで購入しよう、ということになったのですが、しばらく香港に行くこともなさそう、ということでやっぱりネット通販で購入しようか、ということで電脳中心買物隊 in 香港にHuawei E5830香港版が入荷しないかな、と待っていたところでした。
香港版はイギリス版(3UK向け)よりも割高ですが、何らかの原因で再度SIMロックがかかってしまう恐れがあるSIMロック解除品は欲しくないですからね。
そこに日本通信からSIMロックフリーのモバイルWiFiルーターが出る、という情報が。
スペック的にはHuawei E5830とほとんど同じですが、W-CDMA/800MHz(ドコモFOMAプラス)に対応している、ということが私の目を惹きました。
ドコモMVNOでサービスを提供する日本通信だけあってちゃんとW-CDMA/800MHzに対応させてきたところがさすがです。
となるとW-CDMAシングルバンド(2100MHz)対応のHuawei E5830よりも断然いい。
これは買うしかないでしょ、ということですぐに購入を決意し、日本通信からの正式発表を待っていました。
そして昨日日本通信からのb-mobile WiFi発売の正式発表がなされ、先行予約も開始、ということで予約した、というわけです。
同時にb-mobile SIM U300一年ライセンスパッケージも購入したわけですが、こちらは現在利用しているb-mobile 3G SIMの後継ぎとするため。
以前「b-mobile 3Gは廃止する」と書いたのですが、改めて考えるとドコモ回線利用のデータ回線は必要、という結論に。
当初は「イーモバイルが利用できない場合の非常用回線」という意味合いで同じ日本通信の「Doccica」にしようと思っていました(通信料は高いものの回線維持コストが安いので)。
しかしそこにb-mobile SIM U300が登場。
一年ライセンスだと月2484円で定額利用ができるので、これとモバイルルーターと組み合わせて常時利用する回線として使うのもいいかな、ということでDoccicaは止めてこちらにすることに。
b-mobile SIM U300は一年以外に1ヶ月、6ヶ月のライセンスパッケージがあり、後からリチャージして有効期限を延ばすことも可能ですが、面倒なのでドーーンと一年ライセンスパッケージにしました(その分出費もドーーン、なのですが)。
とは言えb-mobile 3Gの有効期限がまだ1ヶ月程残っているので(そして残利用時間は何と80時間程!!)、当初はb-mobile WiFiはb-mobile 3G SIMで利用し、その期限が切れてからb-mobile U300 SIMをアクティベートして利用しようと思っています。
最後にちょっと余談を。
b-mobile WiFiとb-mobile SIM U300のセット販売価格ですが、単純にb-mobile WiFiの価格(19800円)+b-mobile SIM U300の価格となっていて、セット割引がないのがちょっと不満に感じました。
しかしb-mobile WiFiの価格はかなり野心的ですね。
3HKのHuawei E5830プリペイドパッケージ(SIMロックフリー)の価格はHK$1380で、日本円換算で16000円ちょい。
それを考えるとW-CDMA/800MHz対応というドコモダケ特殊仕様であるにもかかわらず19800円というのはかなりのインパクトがあります。
当初の情報では2万円台、と言われていましたから、予想以上に安かった、ということになります。
日本通信は本気だな、と言わざるを得ません。
もしかするとAppleですら変えることができなかった日本の不思議で異常な携帯電話市場を変える原動力になるかも知れません。
