LCC航空券は生モノ?:SIN→BKKを予約

先日日本発着の航空券(FUK-HKG-SIN/BKK-HKG-FUK on CX)を手配したものの、シンガポールバンコクの航空券をまだ手配していなかったので、出発まで2週間を切ったこともあり予約することに。

シンガポール/バンコク間を運行するLCC各社を比較検討し、最終的にTiger Airways(TR)を選択。
運賃はS$166(チェックインバゲージ20Kg、座席指定なし、優先搭乗なし)でした。
日本円換算で1万円を少し超えてしまいちょっと残念。


今回比較対象としたLCCAirAsiaTiger AirwaysJetStar Asiaの3社。
しかしAirAsiaは他2社に比べかなり割高だったので、早くも脱落。
アジアのLCCと言えばAirAsia、というイメージがあったので意外でした(そういうイメージだけで客が集まるから、他社よりも割高?)。
約1週間前に最初に運賃をチェックした際はTiger Airwaysが最安だったのですが、実際に予約をする段階になるとTiger Airwaysは値上がりし、逆にJetStarが値下がりして最安に。
しかしこの最安フライトは早朝発(シンガポール7:15発)で、空港へはタクシー利用になる分高くつくし(それを考慮しても最安ですが)、出発日の朝は超早起きしないといけない、ということで止めました。
前日の夜に空港入りし、そこで夜更かし、という手もありますが、さすがにそれはねぇ(とは言え昔バンコク(ドンムアン空港)とかで何度かやりましたが)。
代わりにその次の便の運賃をチェックすると、Tiger Airwaysとの差がS$10程と、JetStarは値上がりしていない分差が縮まっていました。
その程度の差ならバンコクに早く着けるJetStarにしようかな、と思い予約を入れようとすると、エラーが出て先に進めない。
仕方なく一旦トップページへ戻り、最初からやり直してみると何と値上がり。
フライトを検索し、どれにしようか悩んでいる間(5分もない)の出来事で、何という更新の早さだ!! と驚くやら呆れるやら…
これにより再びTiger Airwaysが最安(上記のJetStar早朝便は除く)になったので、結局それを予約することにしました。


今回初めてLCCを利用することにし、予約をしてみた印象を一言で言えば「LCCの航空券って生モノだよなぁ」。
Webサイトで空席状況、運賃を確認する度に運賃が変わり、安い!! と思った航空券が翌日にはなくなっている(=値上がり)といったことは日常茶飯。
もちろん逆に値下がりしていてラッキー!! ということもあります。
航空券を安く手に入れるには単純に早期予約すればいいというわけではなく(有利ではありますが)、予約のタイミングも重要、ということでその辺の見極めが難しい。
これは需給状況によって頻繁に運賃を変更し、機材の利用効率、利益を最大化しようとするLCCのポリシーによるものですが、利用者から見ると予約のタイミングを計るのが難しく、運賃を確認する度「どれにしよう」と頭を抱える原因になるわけですが。
結局のところLCCの予約のコツは「安い、と思った時が予約のタイミング、たとえ予約後値下がりしたとしてもそれは運命」としか言いようがありませんね。


Tiger Airwaysはシンガポールではチャンギ空港バジェットターミナル(LCC用ターミナル)を利用します。
(バンコクでは他社同様スワンナプーム空港を利用)
LCCの私にとってはもちろん始めて利用するターミナルなので(ターミナル3も利用したことがないですが)、フライト同様楽しみです。
それにしてもAirAsiaやJetStar AsiaはLCCなのに、バジェットターミナルではなくターミナル1発着なのはどうしてなんだろう?