IDEOSにイタリアンファームを焼く

昨日のエントリに書いたIDEOSのVodafone Italy向けファームウエアを焼いてみました。
ファームウエアの入手に関しては2ちゃんのこのスレッドを参照。


emb】Huawei IDEOS 8150【ok?】


やり方を簡単に書くと
事前にIDEOSのバッテリーはフル充電にしておきます。
ダウンロードしたファームウエアのZIPファイルを解凍し、「dload」フォルダをMicroSDカードのルートにコピー。
そしてそのMicroSDカードをIDEOSに挿し、終話ボタンとボリュームアップボタンを押しながら電源ON。
するとファームウエア書き込みが始まります。

ファームウエア書き込み中。
ところがこの後終了直前に「失敗しました」というメッセージが出てしまいました。

しかし再度ファームウエア書き込みをやれば問題ない、という情報があったので、バッテリーを外して強制電源OFFしやり直すことに。
ところが普通に電源を入れると問題なく起動。
ファームウエアの書き込み自体は成功していたようです。

これまでとは違い起動時にAndroidロゴが出るようになりました。
そして最初の起動時に出る初期設定画面でまたびっくり。

何と日本語になっているのです(ちなみに挿してあったSIMはイーモバイルプリペイドデータSIM)。
初期設定を終えるともちろん言語設定は日本語になっています。
つまりMoreLocale2をインストールする必要がない、ということになります。
ただし日本語IMEはインストールされていないので、これまで通り別途インストールする必要があるので要注意。


端末自体の設定を行い、その後Googleアカウントを設定してAndroid Marketから必要なアプリをインストールして準備完了。
SIMをb-mobile U300のものに挿し替え、パケット接続設定を作成してみると…

オリジナルファームウエアの時には出なかった「3G」アイコンが出ました。
つまりパケット接続が利用可能、というわけです。
そして実際にパケット接続するとちゃんとデータが流れます。
MVNO系のSIMやSoftBankのSIMではデータ通信ができない、というのがIDEOSを日本で使う上での弱点とされていましたが、これで解決しました。
そしてファームウエアを書き換えたことでプリインストールのSmarTone-Vodafone用アプリや中国語IMEなどが消えすっきり、というおまけも。
ということで今回SmarTone-Vodafone版IDEOSにイタリアンファームを焼いて正解だったようです。


とは言え本来想定されていない作業であるため、やってみる方は自己責任でお願いします。
この手のネタのお約束ですね。


b-mobile U300 SIMが使えるようになった、ということで現在この状態で使っているのですが(イーモバイルのSIMはチャージが切れているのでデータ通信できない、ということもありますし)、そこでイタリアンファームを焼いたIDEOSはもしかすると大化けする可能性があることに気づきました。
この件についてはこれから検証する必要があるので、詳細は後程。


しかし福岡のような都会だと検証が難しいなぁ(もうバレてる?)。