ISW11HTの実機をおさわり


今日訳あって天神のワースト便器ベスト電器に行くと、auから発売予定のWiMAX対応Androidスマートフォン、ISW11HTの実機がありました(しかも3台も)。
その前に行った天神ビックにはなかったのに意外。
そう言えば以前発売前にGalaxy Sの実機を初めて触ったのは長崎、浜の町のデオデオだったし、地方の家電量販店もなかなか侮れませんね。


ということでおさわりしてきました。
データ通信はCDMA2000/WiMAX共に使える状態だったので、まずはISW11HTの売りであるテザリング(WiFiアクセスポイント機能)を試すことに。
Milestoneをテザリングで接続し、Speedtest.netを実行してみました。

左がCDMA2000、右がWiMAXで接続した時のスピードテスト結果。
CDMA2000での通信はドコモ(HSPA)に比べかなり遅いですが、WiMAXは電波状態が悪い(アンテナマーク1本点灯)にもかかわらず3Mbps近いダウンロード速度が出ています。
WiMAXは電波状態の善し悪しで通信速度がかなり変わりますから、電波状態がよければ下り5Mbps、上り3Mbps程度は出るのではないでしょうか。
Googleアカウントが設定してあったので、ISW11HTにもSpeedtest.netをインストールしてスピードテストを行なってみましたが、テザリングでMilestoneを接続した際と同程度の通信速度でした。


このISW11HT、通信速度はそこそこだが利用可能エリアが非常に広いauのCDMA2000ネットワークと、利用可能エリアが狭いものの通信速度が高速なWiMAXの両方を切り替えて使え、しかもどちらのネットワークでもテザリングが使える「日本国内最強端末」と言えるスマートフォン、ということもありSoftBank回線をMNPしてGETしてもいいかな、と思ってしまいました。
MNPだとかなりの割引が得られることもありますし、HTC製端末ですから、root化も問題なくできそうなのもいいですし。
ただ本体サイズが大きいだけあって「電話」としての使い勝手はイマイチかな(=長時間の通話はきつそう)、と思いますが、「データ専用端末」と割り切れば問題ないかな。
サイズが大きい分画面も大きいですが、それなのにディスプレイ解像度はMilestoneよりも低い(480x800)のは不満。
そしてSIM(au ICカード)採用ではなく、その上国際ローミング非対応(つまり日本国内専用)というのも気になると言えば気になりますが、これも「国内専用端末」と割り切れば済む話。
あと電波受信感度がイマイチなHTC製端末、ということで電波受信感度の善し悪しも気になりますが、CDMA2000だとどうなんでしょうね。


もしISW11HTを導入した場合はドコモ音声回線をどの端末で運用するかがちょっと悩むところ。
隠れFOMAプラス対応端末、ということもありやっぱりiPhone 3GSになるかな。
しかし私のiPhone 3GSは購入から2年近く経つこともありバッテリーが少々ヘタリ気味だし、たまに挿しているSIMを認識しなくなることがあるので、メイン回線を運用するとなるとちょっと不安が。
4月からドコモショップでMicroSIMを発行してくれるみたいなので、SIMロックフリー版iPhone4(iPhone5? 4S?)にするのもありかな、と思ってしまいます。


とここまでISW11HT買うか、という話でしたが、当然ながら新たな回線縛りが課せられるので、それを考えるとやっぱり気が乗らない。
というわけで当初の予定通り次期メイン端末としてXperia Proを導入、ということになる可能性が大かな。
やっぱり私にとっては変な契約縛りを課せられない、というのが一番ですから。