雲端化進行中:Skydriveを更に便利にしてみた

一昨日、昨日に続きまだまだクラウドネタを続けます。


マイクロソフトが提供するオンラインストレージサービスSkydrive。
無料で25GBのディスクスペースが使える、ということで以前から利用しているサービスなのですが、マイクロソフトのサービス、ということもあってか公式のiOS/Androidスマートフォン向けアプリがありません(窓電7にしろ、ということでしょうか)。
しかし非公式アプリが出ているような気がして探してみるとAndroid向けのアプリが見つかりました。
(iOS向けも見つかったのですが、有料な上にユーザーの評価もよくない)
それが「sorami-skydrive Bata」(無料)です。

このアプリを使えばSkydriveのディスクスペースをAndroid端末で扱えるようになります。


Skydriveの仕様なのか、それとも非公式アプリであるからなのかは分かりませんが、DropboxやNドライブに比べるとディレクトリツリーの移動、データの読み込みで少し待たされる感じがします。
とは言ってもファイルのアップロード/ダウンロード、フォルダの作成など一通りの作業が可能なので、ブラウザでのアクセスに比べはるかに使いやすい。
そして今日提供されたアップデートによってマルチアカウント対応となり、最大5つのSkydriveアカウントを切り替えて利用することができるようになり、更に便利になりました。
アカウント切り替えが必要とは言え、最大125GBのディスクスペースをAndroid端末から利用できる、というのは大きな魅力です。
というわけで追加ディスクスペース用にもう一つWindows Live IDを取得しないと、と思っています。
私のSkydriveには既に19GBものデータを保存しているため(旅の写真のバックアップ先として利用)、空き容量にあまり余裕がないですからね。


そしてPCにはこれまた非公式Skydriveクライアント、SDExplorerをインストールしてあります。
これをインストールするとエクスプローラにSkydriveが組み込まれ(マイコンピュータにSDExplorerのアイコンが出現)、エクスプローラからSkydriveに直接アクセスできるようになります。
ただし無料版(SDExplorer Base)ではSkydrive上のファイルを直接開くことができず、一旦ダウンロードしてから開く、という形になってしまうのですが(有料版だと可能)、それでもブラウザ経由でファイルをやりとりするよりも断然使い勝手がよい。
特にファイルをアップロードする際に非常に便利なので、これもSkydriveを活用する上では欠かせないツールです。


しかしどちらも非公式のアプリ、ユーティリティーということでマイクロソフトがSkydriveの仕様を変更すると利用できなくなり、アプリのアップデート待ちになってしまうのが欠点(実際SDExplorerはそれにより何度か使えなくなった)。
というわけでマイクロソフトには公式iOS/Android向けアプリとPC向けクライアントソフトの提供を望みたいところです。
しかし窓電7を普及させたいマイクロソフトの立場からすれば、まず有り得ない話でしょうが…