これって携帯電話業界と同じだね

「もうすぐライセンスが切れるセキュリティーソフト(Kaspersky)をどうするかな」、と先日書きました。


ATOK Passportがお得そう


そこでまずはライセンス更新にいくらかかるかをチェックすることに。
Kasperskyのメインメニューからライセンス更新を選択してみると、1年延長で5145円とのこと。

意外と高いなぁ。
ところがそこからオンラインストアトップページへ移動してみると、同じものの優待版が何と4095円で売られていることを発見。

5000円を超えるとなると「うーーん」だったのですが、これならまぁ出してもいいかな、というところ。
基本的に他社製品からの乗り換えユーザー向け、ということになっていますが、現Kasperskyユーザーも利用可能(というか無料版セキュリティーソフトからの乗り換え、という手を使えば誰でも利用可能では?)。
ということは普通にライセンス更新するよりも、これを買って新規導入した方が得、ということになります(ちなみに優待版がなければライセンス更新の方が安い)。


思わず「これって新規、MNPだと安いが、機種変だと高い携帯電話と同じだよな」、と思ってしまいました。
新規購入/他社製品からの乗り換えを新規契約/MNP、ライセンス更新を機種変、と見れば全く同じ構図ですからね。
となるとたとえライセンスを更新して使い続ける場合でも更新メニューからライセンスを更新するのではなく、メーカーのオンラインストアへ行って優待版/キャンペーンの有無をチェックした上でどうするかを決める必要がありそうです。
いい勉強になりました。


そして上記のエントリに「月課金制のセキュリティーソフトがあればいいのに」とも書きましたが、ありました。
Kasperskyの「月額セキュリティーサービス」という製品です。
473円/月(利用可能台数は3台まで)でKasperskyの統合セキュリティーサービスが利用できる、というもの。
もちろん契約期間中は常に最新版が利用できます。
そして今年中に申し込むと来年2月まで無料(つまり今申し込めばほぼ4ヶ月無料になる)というキャンペーンをやっていますから、来年10月までの1年で計算すると3784円となり、上記の優待版よりもお得になります。
月課金制ですから当然ライセンスの更新に煩わされることもありませんし、他のセキュリティーソフトに乗り換えたくなったら解約すればいいだけなので(契約期間による縛りはなし)、柔軟な運用が可能です。
ただしマルチプラットフォーム版(Windows/Mac/Android対応)ではなく、Windows版の利用となりますが、私はPCでしか使わないつもりなので特に問題なし。
root化されたAndroid端末ではroot化状態を「危険な状態」として検出してしまい、端末の使用に問題が出るでしょうからね。


Kaspersky自体は個人的には悪くないセキュリティーソフトだと思っているので(Nドライブエクスプローラをマルウェアとして検出してしまう問題以外は)、今回のセキュリティーソフトの更新はこれでいこうかな、と思っているところ。
現在メインデスクトップPCでAvira AntiVir Personal+Outpost Firewallの無料コンビを試し中ですが、今週末あたりにげっきょく月極版Kasperskyに切り替えることになりそうです。