1GB/120日プランだと使えそう:b-mobile Fair

以前b-mobile Fair 1GB/30日プランSIMを導入したものの、通信速度が非常に遅く使い物にならない、という結論を出しました。


やっぱり日本通信クオリティー?


そこで1GB/120日プランへ切り替えてみるとどうか、ということで1GB/30日プランの期限が切れてから切り替えてみました。

スピードテストを実行してみると、いきなり2Mbpsを越える値が出ました。
1GB/30日プランでは深夜、早朝以外ではこれ程の速度は出ませんでしたから、明らかに通信パフォーマンスは高いようです。


そこで以前のエントリの時と同様1週間にわたり条件を揃えてスピードテストを行ない、1GB/30日プランと比較してみることに。
スピードテストの条件は以前のエントリで行なった時(上記リンク)と同様。
実施場所は自宅(HSUPA非対応エリア)、スピードテスト実行時間は21:00〜22:00の間、スピードテストサーバの選択は自動で、一発勝負(やり直しなし)というものです。
すると劇的、と言える程の違いが出ました。

ほとんどの日で下り1Mbpsを越える速度が出ていて、3Mbpsに迫る日も。
そして上りはW-CDMAの規格上限に近い360〜370Kbps辺りで安定していますし、PINGの値も大きな変動はありません。
ドコモ純正データ回線と比べると少し劣りますが、ほぼ遜色のない通信パフォーマンスが出ている、といってよさそうです。
1GB/30日プランだとb-mobile U300に毛が生えた程度のパフォーマンスであったことを考えると大きな性能向上と言えるでしょう。
ただ平日の昼食時間帯(12:00〜13:00)に通信速度が低下する傾向は変わらないのは残念。

とは言えこれは純正ドコモ回線でも発生する、という話もあるようなので、単純にドコモ回線の混雑によるものでしょうね。


当然これだけの速度が出ればストリーミング、動画、VoIPといった通信速度が重要なネットサービスの利用に支障が出ることはほとんどありませんでした。
しかし利用可能データ利用量が250MB/月ではこれらのサービスを生かすには十分ではないのが難点。
かと言って1GB/30日プランでは通信可能データ量には余裕があるものの、通信パフォーマンスが悪いためその通信可能データ量の多さを生かせない。
1GB/30日プランで120日プラン並みの通信速度が出れば文句はないのですがねぇ。
しかし1GB/30日プランでも十分な通信速度が出ているユーザーもいるようなので、通信パフォーマンスに地域差があるのか、それとも別の要因があるのか。
現在の1GB/120日プランの有効期限が切れたら(来年2/29まで有効)もう一度1GB/30日プランに切り替えてみてもいいかな、と思っています。


とは言えこのb-mobile Fair 1GB/120日プラン、250MB/月のデータ利用量で賄えるユーザーであれば十分利用価値はありそうです。