結局iOS 5.1へアップデート

JBできる環境を維持しておきたい、と思って敢えてiOS 5.1へアップデートしていなかった私のiPhone 4S
しかし動作が不安定(写真撮影中にカメラアプリがハングしたりする)なのが耐えられず、結局アップデートすることにしました。


しかしアップデート時にまたもやトラブル発生。
iTunesを使ったアップデート作業中にエラーが出てアップデートが中断してしまうのです。
とは言えiOSのアップデート時のトラブルは今回が初めてではないですから、落ち着いて「iTunesを最新版にアップデートすれば解消するはず」と思いiTunesをアップデートしてやり直してみます。
しかし同じエラーが出る。
この時出たエラー番号(3194 不明なエラー)についてAppleサイトのKnowledge Baseを調べてみるとやはり「iTunesを最新版にアップデートしろ」と書かれていたのですが、既にそれはやっているし、他の対策として「セキュリティーソフトの設定を見直せ」とか「PCを再起動後やり直せ」といったことも書いてありましたが、どれも効果なし。
そこで改めてエラーについての説明を詳しく読んでみると"This device is not eligible for the requested build"という記載があるのを発見。
「アップデートするための要件を満たしていない」って一体何? と思ってしまいました。
まさか何かの間違いでau向け(CDMA2000版)のファームウェアファイルではなく、W-CDMAキャリア向け版のファームウェアがダウンロードされていて(というかそういう区別ってあるの?)ファームウェアの整合性が取れなくなっているのでは、ということでもう一度ファームウェアのダウンロードからやり直しかな、と思っていましたが、そういえばiPhone 4Sは端末上からファームウェアのOTAアップデートができることを思い出しました。
ということでダメ元で試してみることに。


ファームウェアOTAアップデートは設定から「Software Update」を選択して行ないますが、既にiTunesからアップデートしようとした際にiPhoneに必要なファイルが転送されていたみたいで、iPhone上でファームウェアをダウンロードしてアップデート、という形ではなく、アップデート開始後すぐに再起動してファームウェアの書き換えが始まりました。

このようにDockコネクターケーブルが接続されていない状態でアップデート作業が進みます。
そしてファームウェア書き換え作業は無事終了し、iOS 5.1へのアップデートは完了。
サポートを依頼するために天神林檎店のGenius Barを予約しないといけないかな、とも思っていたのですが、その必要もなく何よりでした。

しかし最初の起動時にauの電波をなかなか掴まなかったり、ネットワーク状態を正しく認識できない(上の画像で電波強度表示とキャリア名表示は正しく出ているものの、端末詳細情報画面では「圏外」になっている)といった問題が発生しましたが、その後は特に問題なく使えています。
とは言えアップデートしてから日が浅いのでこれから他にも問題が出る可能性がありそうですから、とりあえずは様子見ですね。


そういえば以前iPhone 3GSを使っていた頃にも同じようなことがあったな、と思って過去のエントリを見ると、今回と同じエラーが以前iPhone 3GSiOS 4.3.3にアップデートした際にも出ていたことを発見。
その際のエントリ


iOS4.3.3+JBにした


を見ていただけると分かると思いますが、今回と同じエラー番号3194のエラーが発生しています。
この時はJB状態からアップデートしようとして失敗しているので(それ故バックアップからレストアして一度Jailedに戻してからアップデートした)それが原因と思っていたのですが、今回Jailed状態でも同じエラーが出た、ということはJBが原因ではなく、他に原因がある、ということのよう。
iTunesがインストールされたPC側に何らかの原因がありそうなので、メインで使っているデスクトップPCのWindowsを再インストールして環境を刷新しようか、とも思うのですが、実際にやるとなると1日仕事になってしまうから本当はやりたくないところ。
ちょうどUSB3.0チップセットで標準サポートするインテルの新CPU/チップセット(Ivy Bridgeプラットフォーム)が発表されたこともあり、新しいPCにリプレースしたいなぁ、と思いますが、当然そんな余裕はなし。
Windows 8が大コケするのは間違いないので、とりあえずWindows 7 Professionalのインストールディスクだけは手に入れておくつもりですが…