いつものことながらうんざり:ロンドンオリンピック

ただ今ロンドンオリンピックが絶賛開催中ですが、私にはこの手の国際スポーツイベントの度にうんざりさせられることがあります。
それは「日本の歪んだナショナリズム」や「日本選手がどうしたこうしたしか報道しない(=世界の有力選手がどんな偉業を達成しようがほぼスルー)ドメスティック指向の日本のメディア」、そして「負けた選手に対して甘い(銅メダルごときでチヤホヤするな:だから銅メダルしか取れないんだよ)国民世論」といったものを嫌という程見せつけられること。
それ故私はオリンピックにはほとんど興味なし。
そういえば2008年の北京オリンピックの際も同じようなエントリをしてますね。


日本の歪んだナショナリズムを感じるオリンピック


4年経ってもこういったことは何一つ変わっていない、ということでこれまたうんざりです。
まぁこれは一生変わらないんでしょうが。


上で「銅メダルしか取れないくせにメディアや国民からチヤホヤされ、それで満足してしまっている根性なしの日本選手」について批判的なことを書いていますが、実を言うと(このエントリを書いている時点で)日本は銅メダル獲得数一位なんですよね。
それ故彼らにもう少し実力と根性、そして運があれば銀、もしくは金メダルが取れたのに、と思うと残念でなりません。
だから金メダル数で韓国に負けるんだよ!!
しかも柔道の金メダル数で負けている、というのには呆れて物が言えません。
柔道ってどこ起源のスポーツだっけ?
それを恥と思わないのも、メディアがそれについて言及しないのも不思議としか言いようがありません。
まぁ自国民に対して以上に韓国にも甘いから、それも当然か。
これも見ていて腹が立ちます。


余談ですがオリンピック報道のあおりを食って一般のニュース報道がおろそかになっている(特にローカルニュース軽視のNHK)のが気になるところ。
「メダリストの人生ドラマ」といったくだらないことを報道する時間があるのなら一般ニュースに時間を割くべきでは? と思わずにはいられません。
それ故「オリンピックに国民の目が向いている今がチャンス」とばかりに政治屋や役人がこの隙を突いて何かとんでもないことをやらかすのではないか、と私は懸念しています。