平然と国を滅ぼそうとする日本の政治屋と役人

最近の政治ニュースを賑わしているのが消費増税外国人労働者受け入れ拡大法案についての話ですが、それにしても政府がこのような亡国的な政策を平気な顔をして推し進めていることに怒りを感じ、そして不思議に思わずにはいられません。
まぁこのような政府の亡国的な行為は今回に限ったことではなく、これまでにも何度も繰り返されて来たことなので別に驚かないのですが(その結果日本は長期経済低迷に陥り国際的な地位の低下を招いた…)、今回はガチで国が滅びかねないのに危機感が薄いことに驚き呆れます。
とは言えその理由は明白で


戦後70年以上にも渡る「国を愛すること、誇りを持つことはいけないことだ」と洗脳し、愛国心を育てない戦後教育のせい


なのですが。
つまり愛国心を育てない戦後教育のせいで洗脳され、自分の国を愛する、誇りを持つという意識が失われていれば当然自分の国、地域を大事にしなければ、という考えを持つこともできないので、このような国を滅ぼしかねないことでも躊躇なくできてしまう、ということです。
そしてその点を指摘する人がいないことも不思議でなりません。
政治屋や役人が愛国心を持たず、むしろ亡国的な考えを持っているのですから当然国民も同じなわけで、それ故政府がこのようなことをしてもおかしいと思うことはないし、ましてや怒り出すこともない。
日本以外の国でこのような亡国、売国的なことをしようものなら国民は怒り出し、その結果大規模な抗議活動が起きて政権与党は選挙で大敗し、言い出しっぺの政治家は命を狙われ、国を追われるか消されてしまうかのどちらか、という結末になりかねません。
それぐらい日本以外の国では売国的な言動に対するリスクが高く、そのようなことをするのは言論の自由が認められた民主主義社会であってもタブーなので敢えてそのようなリスクを冒す人はいないのですが、日本ではそれとは真逆で売国、亡国的な言動が大手を振ってまかり通り、むしろ愛国的な言動が右巻き、ネトウヨなどと批判される不思議な国です。
そのくせオリンピックやワールドカップといった国際的スポーツイベントが始まると「がんばれニッポン」とか言って突然ナショナリズムが湧き上がってくるのが謎すぎるんだよな…


日本は「形式上は」議会制民主主義の国ですが、国会で法案についてのまともな議論が行われることはなく与党が数の力でゴリ押しするだけ、そしてその国会議員を選ぶための選挙制度も歪んでいて商売として政治家をやっている「政治屋」しか当選できないシステムだし、メディアは都合の悪いことについては「マスゴミ」と呼ばれるだけあって「報道しない自由」を濫用して「大本営発表の垂れ流し」としか言いようがない報道しかせず国民に必要な情報を伝えないといった具合に現実は本来の民主主義の精神からかけ離れているし、そのせいか「こんなのおかしい」と声を挙げる人も少ない。
日本以外の国ではこれまた国民が怒り出し、大規模な抗議活動が起こるようなシチュエーションですが…
ですから最終的にこのような亡国的な政策が実行に移され、その結果国民が割を食う結果になってしまうのは確実なのですが、こんなおかしなことをした結果国がめちゃくちゃになり滅んでもそのような政策を推し進めた政治屋や役人といった連中は責任を取ることはないのだから余計に腹が立ちます。
まぁ国民が「これはおかしい」と抗議の声を挙げることすらないので無理もないですが。


つまり我々庶民としては今後消費増税のせいで更に生活が苦しくなり、移民の流入で給与が上がらず治安も悪化するのは確実、ということで踏んだり蹴ったりなのですが、それについて声を挙げたり抗議活動をしたりするよりも(それはそれで大事ですが)むしろ自分が変わる努力をすべきでしょうね。
つまり「日本は近い将来更に没落し滅びるという前提で海外移住も選択肢の一つとして人生設計する」という考えに基づいて必要なスキルを磨き今後の社会の変化に対応して稼げるようになる、そして日本がガチでヤバくなったら海外に逃げられるようにする、という策を講じるぐらいしか対抗手段がない、ということになります。
残念ことですが。
私もそれに倣い中国語を身につけようと思いあれこれやっていますが、それ程まじめにやっているわけではないので(そんなに時間を費やせないし)なかなか身につきませんね。
既に英語を身につけているので文法的な部分では楽ができていますが、やはり声調の区別がムズい…
ですから若い人たちは今すぐ海外で稼げるスキルと英語を身につける努力をし、日本を飛び出すことを前提とした人生設計をしないと将来詰むのは間違いないのですが、そうする人は少ないんだよな…
英語なんか今ではネット上にいくらでも学習のためのコンテンツがあるし、Skype英会話でスピーキングも格安で学べると20ウン年前英語を身につけるためにオーストラリアまで行った私からすれば羨ましい限りなのですが、それを活かそうとしない人が少ないことは本当残念ですね。