またMNOによる搾取か:ドコモ

ドコモが各種手数料の改訂改悪を行なうそうです。


ドコモが契約時の手数料など諸経費を刷新、SIM発行手数料も変更(ケータイWatch)
http://www.nttdocomo.co.jp/info/notice/page/121108_00.html(ドコモからのお知らせ)


具体的にはこれまでFOMA/Xi間の契約変更がない限り手数料がかからなかった機種変時に手数料がかかるようになるほか、年一回までは手数料がかからなかったSIMサイズの変更(通常サイズ→MicroSIMなど)にも手数料がかかるように。
本当どこまでユーザーから搾取すれば気が済むんでしょうか。
iPhone 5発売の影響でMNPポートアウトが増加している上に、au LTE(800MHz)のカバレッジが「反則」と言いたくなる程広く、しかも通信速度が高速(ITMediaのこの記事によると、東京駅で50Mbps近く出るらしい)こともあり、今後もユーザー流出に歯止めがかかりそうにない状況下でこのような改悪をするとは、普通では有り得ません。
さすがは「元役所」ですな。
しかもユーザーに更なる手数料負担を強いるくせに、ドコモからのお知らせの最後には

ドコモは今後もお客様への一層のサービス向上に取組んでまいりますので、何卒ご理解を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

と書いてあるのが腹立たしさを更に増幅します。
「誰がそのような身勝手な言い分に理解を示すかボケ!!」と言いたくなります。
これによりドコモから「より広いLTEカバレッジ、より高速な通信速度」を持つauへのMNPポートアウトが更に増えるのは間違いなさそうです。
まぁ私のメイン音声回線はFOMA契約を維持したいこともあり機種変をすることは今後ないでしょうし、SIMサイズの変更が必要になった際はSIMカッター(標準サイズ→MicroSIM)があるので自分でSIMをカットすれば済む話(失敗したらMicroSIMで再発行してもらう:どうせ手数料がかかるのならこの方がいい)。
そしてドコモで家族割を組んでいる関係上他キャリアへMNPすることもありませんから、私個人としては「勝手にやってくれ」ですが。


先日Xiデータライトプランの値下げが発表され(2年縛りありで4,935円から3,980円へ値下げ、Mopera Uスタンダードが6ヶ月無料)、以前エントリしたようにL-03Eの購入を検討していることもあり「IIJmioファミリーシェア1GBプランに1,000円程のプラスで(Mopera Uスタンダードの無料期間が終わった後は+525円)2GBの追加データ+グローバルIPが得られる」と考えると悪くないな、と思い新規契約で購入してもいいかも、と思っていたところにこの改悪。
やっぱりIIJmioファミリーシェア1GBプラン+白ロムL-03Eかな、と思い直しているところです。