MicroUSBコネクターの入手について

昨日L-03Eから直接充電が可能な給電ケーブルを自作する、というエントリをしましたが、その際書いてなかったことがありました。
それはMicroUSBコネクターの入手について。


一部の105円ショップ(セリアなど)にはMicroUSBコネクター部がツメで止められていて、分解が可能なケーブルが売られています。
給電側に必要なのは充電/データ転送両方に対応するものなのですが(受電側は充電専用のものでもOK)、残念ながら現在105円ショップから消えてしまいました。

以前ローソンストア100で売られていた充電/データ通信両用のMicroUSBケーブル(現在はMicroUSBコネクター部が分解できないものに入れ替わっておりディスコン)。
充電専用のケーブルであればまだ扱いがあるのですが、これはコネクター内部の配線が充電に特化した特殊なものになっていて(2番、3番ピンが内部で短絡されており、4番ピンには配線がない)、給電側のコネクターとしては使えません。
しかし代用品がちゃんとあります。
それはセリアで売られているMicroUSB→オーディオ出力ケーブル。
NEC MEDIASなどの端末で利用するものですが、これに使われているMicroUSBコネクターは充電/データ転送両用ケーブルと同様に全てのピンに配線がされていて、内部で短絡しているピンもありません。

これを分解して(ツメが折れやすいので注意)配線されているケーブル、抵抗を半田ゴテで外し、半田吸い取り線で残った半田を吸い取って端子部をきれいにすれば各種自作に使えるMicroUSBコネクターを入手できます。
電子部品ショップでMicroUSBコネクターを買うと300円程しますから、それに比べると非常にお得に手に入ります。
取り外した4極ヘッドホンジャックメスが付いたケーブルがゴミになるのが欠点ですが…


そしてこの手の自作に必要なのがMicroUSBメスコネクターが付いた基板。

これがないと導通確認ができないため、実質的に必須といえます。

4番ピンに配線する必要がある自作を行なう場合に作業がやりやすくなりますから、この基板のように4番ピンにも配線がされているものを選びましょう。


私としてはL-03Eをモバイルバッテリーとして使うことはまずないと思うので必要性は薄いのですが、もう一本作っておこうかな(抵抗を余分に買ってあるし)、と思っています。