OnePlus 5Tは標準状態ではFOMAプラス(W-CDMA Band 6/19)には対応していませんが、root化してゴニョゴニョすればFOMAプラス対応になる、つまり以前作った隠れFOMAプラス対応端末リストのカテゴリー分けで「ゴニョゴニョすることで対応する端末」に当たる端末となります。
OnePlus 5TをFOMAプラス対応にする方法については
を参照、ということで詳細については割愛しますが、root化した上で行なうゴニョゴニョですから当然リスクはそれなりに高く、LTE時代となった今ではFOMAプラス対応は以前程重要ではありませんから個人的にはリスクを負ってまでやることではないかな、と思って手を出していませんでした。
OnePlus 5TはLTE Band 19に対応し、データ通信に関して言えばドコモが利用するBand 21以外のFDD-LTEバンド全て(1/3/19/28)を利用できるためカバレッジの問題もない、というのもありますし。
しかし先日Network Signal Guru(rootedアプリ、以下NSGと略)を使いLTEの利用周波数バンドを固定してあれこれ実験していた際W-CDMAのバンド固定設定の中にBand 6の項目があることを発見。

NSGの画面右上のメニューボタンからLock Bands→WCDMAと選択し、W-CDMAで利用する周波数バンドを指定する画面を開いたところ。
確かにBand 6の選択肢がありますが、元々FOMAプラス非対応の端末なのでデフォルト状態ではBand 6にはチェックが入っていません。

そこでBand 6にチェックを入れてみるとちゃんと設定できます。
そしてTestMode(*#*#4636#*#*)で利用バンドモードをW-CDMA Onlyに切り替え、強制的にFOMAプラスを掴ませるためにNSGでBand 5/6のみを利用する設定にしてみると…

何とFOMAプラスを掴んだ!!
利用周波数バンドの表示はBand 5になっていますが、UARFCNの値が1037/812(Downlink/Uplink)になっていますからFOMAプラスを掴んでいることは明らか(って言うか日本国内ではそれしか掴まないですが)。

利用周波数バンド表示は稀にBand 6になることもあります。
上記のようにroot化してゴニョゴニョする必要がある、と思っていましたから意外、というか驚きです。

この状態でデータ通信だけでなく音声通話も可能ですから(着信できるかしか確認していませんが…)、問題なく利用できるようです。
しかし本来root化してゴニョゴニョする必要があることがアプリで設定を変えるだけでできてしまう(要rootですが…)、というのはおかしいと思うのが当然なので絶対に落とし穴があるだろう、と思ってまずは端末を再起動してみると、案の定設定が消えてしまいました。
つまり端末を再起動してもFOMAプラス対応の状態を維持するためには上記のゴニョゴニョが必要、ということのようです。
SIMを抜きその後挿し直したり、フライトモードにしたりしてモバイルネットワーク接続をOFF/ONしてもFOMAプラス対応状態は維持されますが(訳あって試していませんが、SIMを挿し替えると消えるかも…)、NSGで(W-CDMA以外の)利用周波数バンドをいじると設定が消えてしまうことがありました(確実に消えるわけではないのが困りもの…)。
とは言え端末を再起動した後NSGを起動し、再びFOMAプラス対応を有効にすれば済む話とも言えるわけで、個人的にはそれでもいいかな、と思っています。
再起動する度にその作業をしないといけないのは面倒なのは確かですが…
上記の通りデータ通信に関してはFOMAプラス対応がなくても特に問題ないし、むしろVoLTE対応にするゴニョゴニョの方が有用かな、とも思いますし。
私のOnePlus 5Tは訳あって(Xposed Framework絡みだ)Android 8.1.0(Oreo)にしているのですが、セカンダリSIMスロットに挿したSIMの認識がおかしいとか、新着メールなどの通知が遅れるといった問題があるので(あとDSDS状態だとNSGがおかしな挙動をする、というのもある)そろそろAndroid 9(Pie)にバージョンアップすべきか悩んでいるのですが、こういったゴニョゴニョはその際にすればいいか、と思っているのもあります。
とりあえずは面倒ではありますが再起動後NSGを起動してFOMAプラス対応を有効にし直す、という方法で運用することにしようかと思っています。