10日程前に新型コロナウイルス(COVID-19)の4回目ワクチン接種を受けてきました。
1~3回目はモデルナでしたが、3回目のワクチン接種についてのエントリで「次はファイザーにしたい」と書いた通り4回目はオミクロン株BA.4/5対応のファイザーワクチンを選択。
って言うか今のところ福岡市が開設している接種会場で提供されているオミクロン株対応のワクチンはファイザーのものだけで、モデルナのそれは提供されていませんが…
ちょうどオミクロン株BA.4/5対応ワクチンの提供が始まったタイミングだったのでラッキーでした。
そして3回目接種時のエントリにこんな事も書いたのですが
とは言え今回の件でこのクソゴミなワクチン接種予約システムの仕組みが分かったので、4回目のワクチン接種時はたとえ接種券が届いていなくても予約が可能になった時点で予約にトライしてみようかと思っています。
たとえ今回設定したパスワードが再びリセットされたとしても仮パスワードは分かっている(生年月日)のでそれでログインし予約する事が可能なはずですからね。
そこで実際に試してみました。
まずは現役世代(59歳以下)への4回目ワクチン接種が開始されて数日後にワクチン接種予約サイトにアクセス。
するとやはり前回設定したパスワードがリセットされていて、初期パスワード(生年月日)でのログインを促されたのでそれでログイン。
その後パスワードの変更、ワクチン接種予約までできてしまいました。
私の予想は見事に当たっていたわけです。
つまり紙の接種券にこだわる必要は全くなく、ワクチン接種が可能になった時点でメールやSMSでその旨を通知し、それを受けて個々で都合のいい場所、日時でワクチン接種を予約。
そして接種券は接種当日接種会場で接種券番号と本人確認書類を提示した上で発行する形にすればいい、という事になりますし、マイナンバーカードで認証する形にすればより簡単。
この方法なら接種券が届くのを待つ必要はないし、それを印刷し送付する手間、コストといったムダを削減できると良い事づくめなのに、なぜそうしないんでしょうか。
結局のところそうするとネットを使えず、そのようなやり方について行けない高齢者が困るとか言ってギャーギャー騒ぐからでしょうが(日本は高齢者の都合が最優先されるシルバーデモクラシー社会ですし)、そんなエセ弱者の言い分よりも現役世代の都合、そして合理性や効率を優先して頂きたいものです。
接種券が届いていなくてもワクチン接種予約ができる、つまりフライングで予約できるこの手法、福岡市だけでなく同じワクチン接種予約システム(sciseed)を採用している他自治体でも有効かも知れません。
ワクチン接種予約はできましたが、接種券がないのでこれでは実際の接種は受けられないためもし接種券が間に合わなければ前日に予約をキャンセルして接種券が届いた後予約をし直そう、と思っていたのですが、接種予約した翌日に接種券が届きました。
何というタイミングの良さ。
予約翌日に届いた、という事は「まだ接種券を送付していないのに接種予約が入ったので慌てて送ってきた」ではないでしょうが、とにかくこれで実際に接種を受ける事ができるようになりました。
一応予約した接種日はマージンを取って1週間程後にしておいたのですが、結果としてそこまで余裕を見る必要はなかった事になります。
私が接種を受けた頃はまだそれ程予約が入っていなかった事もあり(金曜日17:00以降の予約が埋まっている程度:実際当日ウォークイン接種も可能だった)待ち時間も少なくスムーズでしたが、今予約状況を見てみるとかなり埋まっていて、当日接種はほぼ不可能、一週間以上先まで予約が埋まっている接種会場もあるような状況になっていました。
接種券の送付が進み、それに伴い接種予約を入れる人も増加しているからでしょうか。
接種券が届く前に動き、フライング予約しておいて正解でした。
接種後の副反応ですが、発熱はモデルナワクチンの時よりも高かったものの、倦怠感はモデルナワクチンよりも弱く、また副反応症状が出始めるのも遅かった。
そして接種後3日程は接種を受けた側(左)の腕に違和感が残りましたが、1回目に経験したモデルナアームと呼ばれる症状とは違う感じのもので、それ程ひどくもありませんでした。
まとめると
熱は出るが、倦怠感や腕の痛みはそれ程でもないファイザー
その逆のモデルナ
あくまで私のケースではありますが、こうなりますね。
なので5回目にどちらを選択するかは「その時接種予約が取りやすい方」で問題ないと思っていますが、選べるのならファイザーかな。
って言うかいつまでワクチンを打ち続けないといけないんですかね…
ワクチンパスポートはアプリをAQUOS sense3にインストールし直して再取得。
接種当日に取得しようとすると4回目の接種が認識されず、翌日になってようやくそれが認識され最新の接種状況が反映されたワクチンパスポートが取得できる、というクソっぷり。
そして上記3回目接種時の過去エントリにも書いた通り追加接種後ワクチンパスポートがそれを反映したものに更新されず、一から取得し直す必要があるのもクソですし。
自治体が管理するデータベースでは接種後数分で最新の接種状況が反映されるのに、国のそれはこの体たらく。
この違いは一体何なんでしょうか。
って言うかワクチンパスポート自体が無用の長物と化しているのですが…
日本国内では利用する機会がゼロに等しく、海外でも入国条件にワクチン接種済である事を要求する国が減少傾向となっていますからね。
紙ではなくスマホでワクチン接種状況を管理できるというメリットはあるものの、結局のところこれも大いなる税金のムダ使いになっているわけです。
特に日本国内での用途がほとんどなく、故に取得する必要性もないというのがいただけません。
接種券がなくてもフライングで接種予約ができる抜け穴があったり、そもそも接種券を使う紙ベースのシステムが非効率かつ非合理的、そしてワクチンパスポート及びアプリはグダグダと日本のイット後進国ぶりを改めて実感した4回目のワクチン接種でした。