プノンペン

無事にプノンペンに着きました。
香港からのドラゴン航空の機内で受け取ったビザ申請用紙に顔写真を貼る
欄があるの見て「写真がない!!」と一瞬あせったものの、「まぁカンボジアだから
どうにかなるだろ」、と思っていざプノンペンに到着してみるとビザ申請カウンター
で「US$1」と言われ、やっぱりな、と思い一安心。
ビザ申請カウンターの職員も手馴れた様子で、やはり顔写真を忘れて到着する
旅行者は多いみたいです。
それにしてもUS$1で済むのなら写真を用意するより安上がりでは? と思わず
不謹慎なことを考えずにはいられません。
まぁ無事入国できたから、それはそれでいいんだけどね。

プノンペンの空港は以前(10年前)から新しくなっていて、到着後飛行機を降りて
ボーディングブリッジを渡って空港ターミナルへ。
当然以前はこんなものはありませんでした。
ビザも以前のフランス語で書かれたスタンプではなく、ホログラム入りのシールに
なってました。 ビザの表記も英語。

空港を出てバイクタクシーで市内に移動。
昔は右ハンドルの車(=日本の中古車。 ちなみにカンボジアは右側通行、左ハンドル)
が多かったのですが、この10年でほとんど消えてしまったようで、稀にしか見なく
なりました。
そのせいかハングルが書かれた韓国の中古車が多いですね。
幹線道路には以前はなかった信号があり、これまた驚き。
バックパッカー御用達のキャピトルゲストハウスに到着し、一休みした後街に出る
ことに。
街中のゴチャゴチャした感じは10年前とそれ程変わりませんが、以前よりもきれいな
建物が多くなりました。
エアコンの効いたショッピングセンターやバーガーキングもどきのファーストフード店、
そしてやたらと多い携帯電話屋などもあり、そういうところは10年前では考えられない
ような進化を遂げてます。
そのくせ路地裏に入ると10年前と変わらない風景が広がる…
本当に不思議な気分です。

明日はポルポト時代の強制収容所だったツールスレーン刑務所博物館に行く
ことにします。

(追記)
カンボジアビザ申請に必要な顔写真がなくても追加でUS$1払えば問題なく
ビザが取れる、と書きましたが、今回はたまたまOKだっただけ、と考える
のが正しく、顔写真を用意しなくても問題ない、という意味ではないので
ご注意を。
最初のエントリーでちょっと誤解を与えるような書き方をしてしまいました。
これを鵜呑みにしてビザ用の顔写真を用意せずにカンボジア入国時にビザを
申請する際に顔写真がないことを理由にカンボジアビザ申請を却下され、
カンボジアに入国できなくても当方には一切の責任がないのであしからず。