Nokia E51 その2

前回のエントリに続きNokia E51ネタです。

これがE51の勇姿。 ステンレスボディーは重量感があってかっこいい!!
持つ喜びを与えてくれる携帯です。
日本の携帯は極めて多機能なのはいいものの、どれも同じ様なデザインと作りの安っぽさで所有したいと
いう気がまったく起きない子供のおもちゃ、ゴミとしか言えないようなものばかりだからなぁ。

充電が完了し、電源を入れたら当然言語設定はタイ語
これを英語設定にするのがまず一苦労。
メニューを開いて上からx番目の… という風に覚えておかないとハードリセット時にまた困る
ことになりそうです。
それが済んだら日本語フォントの導入。
まずは定番ファイルマネージャのY-Browserをインストール。
ところがインストール途中で証明書の期限切れエラー(Expired Certificate)が出てしまいインストール
に失敗。
新しいバージョンを落としてこないといけないのか、と思ってその日はあきらめようかと思ったものの、
試しにE51の時計の日付を数ヶ月戻し、その後インストールしたらちゃんとインストールできました。
その後時計の日付を元に戻せばOK。

タイ語ノキア携帯(Symbian S60 3rd Edition対応)の日本語対応化はフォント1個の入れ替えでOK。
英語版だと3つのフォントを入れ替えないといけないので、メモリーカードの容量を節約できるのが
大きなメリット。
とは言えGB単位のメモリーカードを使っていればそれ程大きな問題ではありませんが。
やり方はネット上のあちこちに情報がありますが、一応書いておきます。
Eドライブ(メモリーカード)上にResorceフォルダ、その中に更にFontsフォルダを作成し、
そこに日本語TrueTypeフォントを「S60SNRb.ttf」という名前で入れればOK。
つまり E\:Resorce\Fonts\S60SNRb.ttf という形になります。
そして電源OFF/ONすれば起動時に先程の日本語フォントが読み込まれ、日本語表示が可能になります。
当然のことながらタイ語は表示できなくなります。 あしからず。

日本語対応化が完了したら次はNokia PC Suiteを使いN80の電話帳をE51にコピーし、E51の電話帳
(Contacts)上でグループ分け。
Nokia PC Suite上でできないのが不便だ。
そして本体の各種設定の変更、ソフトのインストール、設定をしてセットアップ完了。

これがE51の待ち受け画面のスクリーンショット
カレンダーは待ちうけカレンダーメーカー for 705NKからダウンロードできるものを使用。
テーマは変更してあります。
E51のディスプレイ解像度はQVGA(240x320ドット)とSoftBank 705NK(Nokia N73)と同じなので、問題なく
画面にフィットします。
もちろんカレンダー生成時に文字サイズは変更可能。
しかしSoftBank 705NK(Nokia N73)と同じディスプレイ解像度でありながら、E51の方が文字が細かく、
情報量があるのはうれしい。

そう言えば電波強度表示の下に見慣れないEマークが出ています。
これはGSMで使われるパケット通信GPRSの高速化規格であるEDGEが利用できる、ということを示すもの
のようです。
どおりでDTACのGPRSは3Gでもないのに高速なんだ、と思った次第(ちなみにタイ国内シェアNo.1のAISも
EDGE対応)。
そして説明書によるとHSDPAが利用できる場合はこの表示が「3.5G」になるとか。
しかしここタイではHSDPAはおろか3Gのネットワークもないので、確認する術がない。
これは次の台湾までおあずけのようです。

使い勝手に関してはしばらく使ってみないと分からない部分が多いので、いずれまた書くことにします。
おそらく帰国後になるでしょう。
ということでしばらくはまた旅ネタを書こうかと思っています。