ダウンロード違法化のその先には

最近IT系サイトで「ダウンロードの違法化」が話題になることが多いですが、そのニュースを見て
いると私はこれが恐ろしい将来への第一歩、と思ってしまいゾッとします。
その恐ろしい将来とは何か?
それは日本が厳しく言論統制された独裁国家、つまり北朝鮮のような国になってしまう、ということ。
違法ファイルのダウンロードが違法化されるとインターネットユーザーは「これはダウンロード
してもいいのだろうか?」といったことを常に考えないといけなくなってしまい、インターネットの
利用を著しく制限することになりかねない。
そうなってくるとブログなどにも下手なことを書けなくなってしまう。
私は言いたいことは言う、書きたいことは書く、そうしないと気が済まないタチなので、私のこの
ブログもあっと言う間に「違法コンテンツ」にされてしまうかも知れません。
つまり「私のブログを見る=違法コンテンツのダウンロード」ということになり逮捕されてしまう、
ということにもなりかねない。
それ以前に私が「違法コンテンツを配布している」ということで逮捕されるでしょうけどね。
日本の権力者たちはそのような方向に法律を拡大解釈する可能性があるため極めて危険。
自分たちの権力を脅かす者はどのような手を使っても潰す、というのが独裁者の定石ですからね。
それが更に進んでゆくと… 北朝鮮のような国になる、という真っ暗闇の将来が待っている、と
いうわけです。

そもそも私は日本には言論の自由報道の自由というものはないし、既に言論統制が行なわれて
いると思っています(個人レベルでの言論の自由はあるが)。
もしそうでなかったらこのニュースはもっと大きく取り上げれているはずですからね。
「権力側」の大手マスコミはこれについてはほとんど無視、といった状態なのがそれを示して
います。
私個人の意見ですが、日本人は権力に対して従順すぎる、おとなしすぎる、と思います。
だから政府に「国民は何も言わないから何をやってもいい」となめられるのです。
年金問題などはそのいい例でしょう。
企業もそうで「客は何も言わないから何をやってもいい」とばかりに暴利を貪るやり方が横行
しています。
私はそのような態度を取られるといつも戦いを挑んでしまうので、本当疲れてしまいます。
いつも言うことですが、日本人はもっと外の世界を見て見聞を広め、不条理なことには
声を上げましょう。
そうしないと日本は本当に「第二の北朝鮮」になってしまいますよ。

今回のエントリを書くに当たって、次のサイトを参考にしました。
http://d.hatena.ne.jp/illegal-site/20071226

http://www.himajin.jp/mt/ei/2007/12/miau.html

今回は話が外れて少々センシティブなネタになりましたが、上にも書いたように私は書きたい
ことは書かないと気が済まないタチなんで。