ようやくauもGSM対応端末をリリース

以前のエントリで「auGSM/GPRS対応端末を出さないと海外旅行好きなユーザーの支持を失う」といった
趣旨のことを書きましたが、そのような端末がようやく出てきました。
予想以上に早い登場、といった感じで、au側もそういった問題を認識していたようです。
http://www.sonyericsson.co.jp/product/au/w62s/
しかしIT系情報サイトで搭載機能などを見ていると、この端末「よく海外渡航する人向けの特殊用途モデル」といった
扱いをされている、という感じを受けました。
例えば
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0801/30/news007.html
といった具合に。
海外ローミング対応端末だから翻訳ソフトや通貨換算機能を搭載する、というのは安直過ぎるぞ。
とは言えauからもGSM/GPRS対応端末が出てきたことは素直に喜びたいところですね。
これからのauの課題はGSM/GPRS対応端末の種類を増やし、ドコモのように「主力モデルには標準装備」と
いったレベルに持っていくことでしょう。
そうしないと「auは海外対応に消極的」というネガティブイメージをいつまでも持たれることになるでしょうね。

この端末はソニーエリクソン製ですが、海外の同社製端末と比べると本当デザインがダメダメですね。
外市場向けGSM/3G端末はノキア派の私から見ても「これいいなぁ、欲しい」と思わせるデザインと質感の
よさを持つ端末をいくつもラインアップしていますが、それに引き換え日本市場向け端末の質感のなさ、横並び
の安直なデザインを見ると「これが同じメーカーの製品か」と思ってしまう程です。
海外のSony Ericssonと日本のソニーエリクソンは別物? と言いたくなってしまいますね。