株価の上昇に伴い異常な円高も多少収まりましたが、しかしまだまだ外貨建ての買い物
はお得。
というわけで以前から買おうかな、と思っていたものを購入することに。
もちろんNokia N82ブラックではありません。
買ったのはこれ。
Symbian S60 3rd Edition搭載端末をWiFiホットスポットにするソフト、JoikuSpotの
シェアウエアバージョン、JoikuSpot Premium Editionです。
Windows Mobile搭載端末をWiFiホットスポットにするソフト、WMWifiRouterのノキア版、
とも言えるソフトです。
以前フリーウエアバージョンのJoikuSpot Lightを試して、使えそうだったのでNokia E90
ブラックを購入したらそれにシェアウエアバージョンを導入しよう、と思っていたところ
にこの円高。
というわけで体験版を試した後購入することに。
少しタイミングを逸してしまいましたが、まぁいいや。
フリーウエアバージョンとPremium Editonの違いはと言うと
Web(HTTP/HTTPS)以外の各種プロコトルに対応
JoikuSpotのHPに飛ばされることなく直接目的のサイトにアクセスできる
ネットワーク名(SSID)を自由に付けられる(フリーバージョンではSSIDを変更してもその
頭に「JoikuSpot_」という文字列が付く)
といったところ。
体験版で試したところWeb以外にメールやGMailアプリ、Google Maps Mobileの利用が
できました(クライアントはNokia N82)。
もちろんネット接続にはOpenSoftBankアクセスポイントが利用できます。
価格は上の販売元から送られてきたレシート(元はPDFファイル)に書かれている通り15ユーロ。
でも以前値段をチェックした際にはUS$15だったような気が…
これを書いている時点の為替レートが1ユーロ=約127.5円といったところなので、カード会社
の決済レートが1ユーロ=130円と仮定しても2000円を切ることになります。
しかし癪に障るのが上のレシートに赤線を引いた部分。
VAT(付加価値税)22%込み、という表示です。
販売元はフィンランド、ということでフィンランドの税制上このようなことになっている、と
いうことのようですが、フィンランド、もしくはEU域内に住んでいるわけでもないのにこの
ような税金を取られる、というのは納得いかない。
EU域外居住でEU域外発行のカードを使っているのだから、免税になってもよさそうなのに…
それがちょっと残念です。
それにしても福祉先進国フィンランドだけあってVAT22%というのは驚きです。
しかしそれだけ税金が高くても、それに見合った行政サービスを受けられるのであれば問題
ないのですが、どこかの国は税金を取るだけ取っておいてろくな使い方をせず、金が足りなきゃ
すぐ増税、といった考え方が大手を振ってまかり通っているからなぁ。
「国民は文句を言わないから何をやってもいい」と言わんばかりの暴挙。
そう言えば今日緊急経済対策が発表されましたが、間違いなく失敗するでしょう。
いずれ増税になる、と明らかにしておいて景気対策と称して金をばら撒く、といったやり方が
うまくいくわけがない。
「高速道路どこまで行っても1000円」なんて国民受けだけを狙って何も考えていない証拠。
結局のところ国民はそれで浮いたお金を貯蓄に回すだけで、景気浮揚効果はほとんどないで
しょう。
国民は権力者が思っている程バカではないですからね(と信じたい)。
話がズレてしまいましたが、これでNokia E90をWiFiホットスポットとしても使え、パケット
定額フルをより生かすことができます。
となるとあの回線はどうしよう?
