Opera Mini 4.2Betaを試すが…

既に様々なところで紹介されているOpera Mini 4.2Betaを試してみることに。
まずはPCで英語版のJARファイルをダウンロードしてNokia E90へコピーしインストール。
起動してまずは設定画面からフォントサイズに関する設定を開く。

フォントサイズの設定に今までなかった「Small」がある!!
Opera Miniはフォントサイズを小さくする設定がない、というのが不満だったのでこれはうれしい。
もちろんその「Small」を選択。

ちょっと小さすぎるかな? とも思いますが、一覧性は向上。
これはよさそう。
しかし…

日本語のサイトを表示できない。
文字コードUTF-8であれば問題ないと思われますが、これじゃ使えない。


というわけで英語版はアンインストールし、今度はノキア標準ブラウザからダウンロード
サイト(http://mini.opera.com/beta)へアクセスし直接ダウンロード、インストール。
ここからだと日本語版をダウンロードできます。
そしてフォントサイズ設定画面を開くと…

今度は設定に「小」がない!!
どうして英語版にはあるのに日本語版にはないのか。
不思議です。
フォントサイズを小さくできないおかげでこのように

画面上に表示できる文字数が少なくなり一覧性に欠ける。

ノキア標準ブラウザと比べると違いは一目瞭然。
これだと積極的に使おうという気にはなれません。
「動作が高速でサクサク動く」という評判ですが、私としてはそれ以前の問題。
これではせっかくのNokia E90の高解像度ディスプレイを生かせない。
かつては日本語サイトを問題なく見られるブラウザとして有用だったOpera Miniですが、
今では+J for S60をインストールしてあればノキア標準ブラウザでも日本語サイトを
問題なく見られるので以前程の必要性はなくなりました。
しかしOpera Miniには中間サーバーを通すことによるデータ量削減効果があり、従量制
GPRSしか使えない環境ではパケット代節約に効果的、というメリットがあります。
そういう意味では今でも有用なブラウザですから、正式版では英語版同様フォントサイズを
小さくする設定を搭載して欲しいものです。