今年9月のリーマンショックに始まった金融危機。
それ以降経済が急速に冷え込み、様々な問題が発生しているのは周知の通り。
特に12月以降はその傾向が急激に加速し、まさに急な坂道を下るかのよう。
そういうわけでうちの職場でもリストラ話が。
何しろ確実な情報が何一つ入って来ず、噂ばかりが先行するため毎日が疑心暗鬼の日々。
更に実際にリストラ決定となった人が出たことでその不安はピークに達しました。
しかし私は何とか生き延びることができました。
とは言えこの先経済の悪化が更に加速するのは確実で、今回のこともリストラ第一波を乗り切った、と言うだけで安心は全くできません。
最近ブログ更新頻度が落ちていたのは実はそのせいだったりします。
そういうことで来年は更に厳しい年になることは確実ですが、そのような状況下でも希望を捨てず生きていきたいですね。
しかしそれを許さないのが日本の「ネガティブシンキング症候群」とでも言いたくなる国民の不安を煽り立てる世の中の風潮。
世の中暗いニュースばかりで(そもそも明るいニュースがないからですが)うんざりするし、とにかく過剰に不安を煽る人たちが多いことに腹が立ちます。
そう言えばうちの職場にもそういう奴がいるな。
休み明けに出勤するといきなり「xxさんが死刑宣告だってーー」とか言ってリストラ話を大げさに語り始めたり、2ちゃんから仕入れてきたらしい(もちろんリストラに関する)未確認情報をそれがあたかも事実であるかのように流したり。
それが不安を増大させ、職場の士気を落とすことになることが分からないのだろうか?
おかげで彼とはあまり話さなくなりました。
せっかく私はそのような話をなるべく避け、ポジティブシンキングで行こうと努力しているのに、それを見事にぶち壊してくれる。
まぁこういう状況ではそういったことを避けること自体がそもそも難しいのですが。
このような後ろ向き思考が蔓延し、国民の不安が更に増大すると将来この経済危機が一段落し、景気が上向いてきても日本だけがその流れから取り残されそうな気がしてなりません。