イーモバ復活?

しつこくWN-G54/DCRネタを続けます。
WN-G54/DCRをいじっていたらふとあるものを思い出しました。
それは以前S11HTを売却して以来使える端末もなく放置しているイーモバイル回線。
S11HTを売却した際のエントリでは「解約するか、SoftBankプリペイドMNPするか」(ちなみに後者ですが、帰省している際に実家の近所のSoftBankショップで聞いたところ、可能とのこと)と書きましたが、どっちにしろ解約手数料(違約金とも言う)がかかるためもったいない、と思っていたところ。
そこに登場したのがWN-G54/DCR。


つまり中古でイーモバイルのデータ端末を購入し、手持ちのイーモバイルSIMを挿してWN-G54/DCRで運用するといいのでは、と思ったのです。
PC向けモバイルデータ回線としては現在b-mobile 3Gを持っているわけですが、これはドコモ回線を使っていることもあり利用可能エリアの広さは圧倒的なものの、日本通信側で帯域制限を行なっているため通信速度はそれ程出ない(ただし安定はしている)。
そしてスマートフォンとの相性が悪く、パケットが詰まっているような感じがしてスムーズな通信ができないのも難点(これはWN-G54/DCRを介してWifi接続しても同じ)。
例えばNokia E90で使うと体感的にHSDPA非対応エリアでのSoftBank(Open接続)よりも遅く、インストールしているYouTubeアプリでYouTubeを視聴すると一瞬動画が再生されたと思うとすぐにバッファリング、といった感じで見られたものじゃない。
一時「スターターパッケージに含まれている利用可能時間を使いきれないのでは」、と思いb-mobile 3G SIMをE90で使おうと思っていたことがあったのものの、それが理由でやめました。
対してイーモバイルはというと利用可能エリアでは全く太刀打ちできないものの、帯域制限や利用プロコトル制限といったものは基本的になく、通信速度も速い。
つまり一長一短があり、両者をうまく使い分けると理想的なモバイルネット接続環境を構築できそう、と思ったわけです。
イーモバイルのエリア内で一ヶ所に落ち着いて利用するのであればイーモバイル+WN-G54/DCR、イーモバイルの圏外、もしくは移動しながら使うのであればb-mobile 3G、と使い分けるのです。
実家はイーモバイル利用可能エリアなので、今回の帰省時よりもより快適なネット接続環境を使えるようになりますし、コストはそれなりにかかるものの、かなりよさそうな感じがします。


イーモバイルの中古データ端末は1万円程度から見つかるので、今度東京に行った際にちょっと探してみるか。
使用頻度は高くないので、安くてWN-G54/DCRが対応する端末であれば何でもいいのですが、WN-G54/DCRはPCカードスロット(CardBus専用)を持っているので、CardBus PCカードタイプのD02NEがいいなぁ、と思っていたりします。