SIMロックフリーiPhone 3GSを買う前に気になっていたことの一つが「b-mobile 3GのSIMは使えるのか」というもの。
b-mobile 3GのSIMはそもそもUSBモデム/データカードで使うことを想定しているからか端末によっては使えないものがあります。
私の手持ち端末ではX01HT(SIMロック解除済)が該当します(挿しているSIMを認識しない)。
そういうこともありこれに関する情報を探していたのですが、見つかりませんでした。
このような状況でiPhone 3GSを購入するのはある意味リスクが高いのですが、それでも逝っちゃいました。
「人柱」ということで。
ということでさっそくb-mobile 3GのSIMをiPhone 3GSに挿してみます。
b-mobile 3GのSIMを挿して起動するとこのような画面に。
キャリア名(NTT DoCoMo)表示が出ていますからSIMは認識されていますが、アンテナマークが点灯していません。
そのため最初「使えない」と思ったのですが、SIMは認識されているからもしかして、と試しにGPRS設定を作成してパケット接続をしてみるとちゃんとつながりました。
アンテナマークが点灯しないだけで、サービス自体は使えるようです。
確かにアンテナマークが点灯せず、電波強度が分からないというのは不便ではありますが、キャリア名表示が出ていれば使える(=圏内)、圏外/No Service表示が出ていれば使えない、と圏内か否かは分かるので使えないことはないでしょう。
そこでXtreme Speedtestアプリを使用してパケット通信速度を測定してみました。
平均ダウンロード速度が660Kbps、ということでノキア端末上でスピードテストサイトへアクセスして測定するよりも速いです。
iPhoneのSafariでWebブラウズも試しましたが、ノキア端末のようにパケットが詰まったような感じは余りなく、けっこうスムーズでした。
そう言えばYouTubeは試してないなぁ。
搭載するCPUのクロック速度の差でしょうか。
これでテザリングが使えれば…
それにしてもこのXtreme Speedtest、その名の通りパケット使用量もエクストリーム。
上の一回のスピードテストだけで3MB程消費していました。
パケット定額がなければパケ死確実ですし、日本のようにパケット単価が高くちょっと使うだけですぐに定額上限額に達してしまうパケット定額プランだとちょっと躊躇してしまいますね。
まぁb-mobile 3Gは時間課金ですからパケット消費量は全く問題なしですが。
