これ程国民をバカにした話もないよな、と思ったこのニュース。
電力供給能力を回復させる努力はほとんどしない、それどころが自分たちがやらせメール問題で逆に電力供給を逼迫させる原因を作ったくせに、電力が足りなくなりそうだから節電しろと?
ふざけんな!!
そういうわけで、電力会社と政府への抗議の意味を込めて、無用な節電は止めていつも通り電気を使いましょう!!
もちろん私はそうするつもりです。
節電しないからといって罰則があるわけではないですから、節電要請など気にする必要は全くありません。
とは言っても私は節電自体が悪い、と言っているわけではありません。
私が腹が立っているのは震災によって失われた電力供給能力を回復させる努力をほとんどしないくせに、そのツケをユーザーに回す電力会社及び政府の怠慢な行為。
そしてそういったことを一切指摘せず、過剰に節電を煽るマスゴミも同罪です。
自然エネルギーによる電力供給が軌道に乗るまで何年でも「節電お願いします」で乗り切れる、と電力会社と政府は思っているのでしょうが、そんなことはありません。
もしそうすれば日本は滅びます。
電力供給に不安がある国で事業を続けようと思う企業はないですし、国民も「節電、節電」と言われ続け、電力不足に怯えながら生活することにうんざりして、社会が萎縮してしまいますから。
ですから政府と電力会社は安易な節電要請に頼ることなく、安全が確認された原発は再稼働する、それができなければ建設期間が短くて済むガスタービン発電所を増設する、といった方法で電力供給能力を回復させ、根本的な問題の解決を図ることが必要。
そして我々国民は抗議すべきことに対してはっきりと抗議しなければなりません(だから私はこのエントリを書いています)。
そうしないから権力側から「どんなに理不尽なことをやっても、国民が怒り出すことはないから問題ない」となめられる、ということを理解して欲しいところです。
