またまた「ドコモがiPhone導入を検討」という記事が出てきました。
情報ソースはというと… やっぱり自称「ウソつき経済紙」日経か。
本当しつこいな、と言わざるを得ませんし、そこまでして日経がiPhone推しをする理由が分かりません。
とにかく「iPhoneを扱わないドコモはアホ、だから客が流出するんだよ」的な報道姿勢が気に入らない。
未だに「iPhoneは魔法の端末」とでも思っているのでしょうか。
2年程前ならともかく、今やAndroidの方が断然優れているというのに…
こういうことを書いているぐらいですから、私はドコモがiPhoneを扱うことに反対です。
「脱原発」と同じぐらい愚かな行為、と言わざるを得ません。
「auがiPhoneを扱い始めてからどうなってしまったか」を見れば答えは明白です。
iPhoneよりもはるかにLTEカバレッジエリアが広く、通信速度も速いサービス/端末を隅に追いやって、iPhoneの販売に邁進するようになってしまったではないですか。
このauの異常なiPhone推しについては以前エントリしていますが(これについては未だにTwitterやFacebookでの言及がありびっくり)、これは今でも変わらず、どこの家電量販店のauコーナーへ行ってもiPhone推しばかり。
悪い言い方になりますが、私からすればこれは「客を騙して明らかに品質が劣るサービスを押しつける行為」にしか見えません。
もしドコモもiPhoneを扱い始めると、当然auと同じようなiPhone推しの販売方針にならざるを得ず、それ以外の端末は隅に追いやられる、ということになるのは確実。
そうなるとソニー以外の国内携帯電話メーカーは壊滅するでしょう。
まぁこれらのメーカーは「ゴミ端末」しか作れないので、潰れてもらっても個人的には全く問題なしですが、とは言え日本の製造業にとっては大きな問題となりますから、これはちょっとマズい。
そしてiPhoneはもう落ち目であることが確実なので、今更iPhoneを扱うこともない、というのもあります。
上にも書いた通り、今やiPhoneよりもAndroid端末の方が多くの点で優れていますからね。
しかし日本においてはキャリア(特にドコモ)売りのAndroid端末は不安定でバグだらけ、しかも余計なアプリが多く(しかもアンインストール/無効化できない)OSアップデートも遅い、といいことなしで、そのためAndroidが不当に低い評価を受けてしまっているんですよね。
それ故iPhoneが魔法の端末に見えてしまい、iPhoneの扱いがないドコモが一人負けする、とも言えますが。
そう言えばドコモの新製品発表会での質疑応答では「日本経済新聞orテレビ東京のxxですが、iPhoneを発売する予定はありますか?」という質問が定番となりつつありますが、来年春の新製品発表会でもやはり同じ質問をするのかが気になります。
