最近買ったもの:Raspberry Pi Zero

もう3ヶ月近く前の話になりますが…
3月の終わりのある日、電子パーツショップに立ち寄ったらRaspberry Pi Zero(以下ラズパイ0と表記)が単体売りされているのを発見。
価格は1580円と正規価格の2倍以上とかなり高いのですが、悩んだ末「品薄で入手困難なラズパイ0が今その場で手に入るのなら」ということで結局買ってしまいました。

単体販売以外に純正ケース、フルサイズHDMI→miniHDMI変換アダプター、USBホストアダプターのセット売りもありました。
余談ですがラズパイ0の単品販売を見たのはこの時が最初で最後で、それ以降は見かけていません。
品薄過ぎて再仕入れできない、ということなのかな?

袋から出したところ。
ラズパイ0はネットワークインターフェースを持っていないので、ネットにつなぐにはUSBイーサネットアダプターが必要(WiFiドングルでもOKですが)、ということで以前とあるリサイクルショップで中古のUSBイーサネットアダプターが売られているのを見かけたのを思い出したので数日後再訪して購入。

中古のバッファロー製のUSBイーサネットアダプター(USB2.0100Base-TX対応)を529円で入手。
余談ですが先日エントリした中古のGL10Pはこの時に見つけたものだったりします。


とりあえず動作確認のためラズパイ0に以前Raspberry Pi 2で作成したRaspbian Jessie LiteをセットアップしたmicroSDカードを挿し、USBイーサネットアダプターをUSBホストアダプター経由で接続してSSHできるかを確認。

動作確認ちうの図。
結果は事前に何もすることなくSSH接続することに成功。
Raspbianには今回利用したUSBイーサネットアダプターのドライバ(利用チップは恐らくカニ(Realtek)かな)が含まれていて、プラグアンドプレイで認識されるようです。
その後フルバージョンのRaspbianをセットアップしたmicroSDHCカードを挿し、以前リサイクルショップで購入したAndroid端末向けのUSBホスト接続USBハブ/メモリーカードリーダーを介してキーボード、マウス、イーサネットアダプターを接続し、ディスプレイは普通のHDMIケーブル(両端フルサイズ端子)を使いラズパイ0側はminiHDMIへの変換アダプター、ディスプレイ側はDVIへの変換アダプターを使って接続してGUIでの利用を試しましたが、これも問題なし。

接続状態の図。
さすがに配線が複雑…

GUI環境利用ちうの図。
Raspberry 2/3とは異なりシングルコアCPUということもありちょっとした操作でもCPU負荷が100%近くまで上がってしまうことが多いので、各種ケーブルの配線が複雑になることもありGUI環境を使ってミニPCとして使う用途には向きませんね。
あと基板むき出しでは使いづらいのでケースが欲しいところですが、本体を購入した電子パーツショップにはラズパイ0用ケースの単品売りがないんだよな。
ネット通販で探して買うか、それとも自作するか…


今回電子パーツショップの店頭で見つけ衝動的に購入したラズパイ0ですが、使い道はどうしよう…
ネットワークインターフェースを持たないのでネットワークにつないで使う用途には向かないだろうし、かと言ってスタンドアローンで使う用途も思いつかない。
しかもUSBはホストアダプター経由なのでUSB機器をあれこれつないで使う用途にも向かないし…
なかなか難しいですね。
って言うか以前購入した初代Raspberry Piと2も放置プレイなんだよなぁ。
以前米LifeHackerのこの記事に触発されて音楽ストリーミングクライアントを作ろうとしたらShoutCastやTunein Radioには接続できるものの肝心のGoogle Play Musicに接続できず、結局投げ出してしまいました。
そしてその後Raspberry Piいじり熱も冷めてしまい、再び放置プレイ…
おまけにRaspberry Pi絡みの用途で使っている8GBのmicroSDHCカードが行方不明になる始末。
現在フラッシュメモリー製品の価格が高騰しているため、買い直しは避けたいところなので何とかして見つけ出さないと…
そしてこれが一番大事なことですが、手元のRaspberry Piたちの使い道も見つけないといけませんね。