今年買ってよかったものいくつか(2018年版)(追記あり)

2018年ももうすぐ終わり、ということでまだちょっと早いかな、と思いつつブログには書いていないが今年買ってよかった、と思うものを紹介します。


その1:電子メモパッド
これはアスキー.jpのこの記事


ASCII.jp:1500円の激安手書き「LCD電子メモ」を衝動買いしてThinkPad風カスタマイズ (1/3)|T教授の「戦略的衝動買い」


を見て「欲しいなぁ」と思ったものの、わざわざネット通販で取り寄せる程でもないな、と思っていたところに食料品の買い出しの際によく立ち寄るリサイクルショップで安く売られているのを見つけ購入。


開封新品なのに280円と非常に安かったのですが、箱の裏に「PRIZE」という表記があったのでおそらくゲーセンのプライズゲーム(UFOキャッチャーとか)の景品だった品のようで、それがこの価格の理由なんでしょうね。
気に入って使っていたのですが、1ヶ月程でドットつぶれが発生したり、ペンで画面をタッチした状態にしているとそこからインクが滲むような表示になる症状が出たり、しまいには画面を消去してしばらくすると画面全体にもやがかかったような状態になったり、画面消去ボタンを押しても書いたものが完全に消えないようになったりと使い物にならなくなってしまいました。

最後の方は画面消去した後しばらく放っておくとこのような状態に…
バッテリー切れが原因? と思いバッテリーを交換してみましたが直らず、結局分解した後廃棄してしまいました。
しかしいざなくなってしまうと気軽にメモを書いて必要なくなったら即消せる、という便利さを失ってしまい何かと不便さを感じるようになってしまいました。
ということで電子メモパッドを買い直すことにしたのですが、使っていて「5インチという画面サイズは小さいな」と感じていたこともありもっと画面サイズが大きいものにすることに。
しかし「また安物を買ってすぐ壊れるのは嫌だな」というのもありいっそのことこの手の電子メモパッドの元祖とも言えるBoogie Boardを奮発して買った方がいいか、とも思っていたところ食料品の買い出し時に立ち寄った東那珂のパソコン工房で10インチディスプレイの電子メモパッドが2138円で売られているのを発見し即購入。


何だかデザインがiPadっぽい…
これは10月上旬に購入しましたが、今のところディスプレイのトラブルは発生していません。
画面サイズが大きく、画面消去防止スイッチも付いているのでそれをONにした状態で1週間分のメモをまとめて書き込んで日曜日の夜に消す、という使い方をしていますが、書き込める量が多いのでやはり便利です。
とは言え書き込みスペースが広いのはいいもののちょっと本体サイズが大きいかな、とも感じるので結局のところ電子メモパッドの理想的なディスプレイサイズは8インチぐらいなのかな、と思っていたところ…

昨日じゃんぱらでそれぐらいのサイズの電子メモパッドが990円で売られているのを発見し購入。
パッケージにディスプレイサイズが書かれていなかったのですが、測ってみると8.4インチ程(対角線の長さが21.5cm)と上記の理想に近いサイズ。

そして本体サイズはほぼA5サイズと持ち運びや収納にも都合のいい大きさで、値段もこっちの方が安かったし先にこれが見つかっていれば、と思わずにはいられません。
とは言え画面消去防止スイッチがないのが欠点なのですが、サイズ感がいいのでキッチン用にでもしようかと思っています。
ということで結局3台もの電子メモパッドを購入してしまいましたが、改めて小さいやつも欲しいな、とも思っているので安く売られているのを見つけたら買ってしまいそうだなぁ。
って言うかじゃんぱらで売ってたものをもう一台買ってもいいかな、と思っていたりもする…


その2:USBバスパワー昇圧ケーブル


Amazon | LANMU USB 5V-9V/5V-12V DC電源供給ケーブル 電源ケーブルUSB→DC(外径5.5mm内径2.1mm)電源供給ケーブル 長さ1m (5V To DC 12V) | LANMU | 変換アダプター・変換プラグ


USBバスパワーの電圧はDC5Vですが、これを12Vに昇圧するケーブルです(9Vに昇圧するものもあり)。
DC12Vは様々な機器で広く使用されている電源電圧なので(車の電装品もそうですね)市場にはそれに対応する機器が多数ありますが、このケーブルを使うとそのような機器をUSBバスパワーで動かすことができるようになります(最大出力1A)。
つまりこれがあれば動作電圧が12Vの機器で、要求する電流量が1A以下であれば機器専用のACアダプターがなくなったり壊れたりしてもこれとUSB充電器で代用できるようになる、というわけです(自己責任ですが…)。
私はTwitterでその存在を知り「便利そう」と思ったものの、Amazonプライム会員ではないためこれだけ購入すると送料がかかってしまうのですぐには買わず、別件でAmazonで買う必要があるものが出てきた際に送料が無料になるし、とついでに購入。

2本購入しました。

電圧変換回路が入っている分USB Aコネクター部が少し長くなっています。
出力側のDCコネクターはDC12V利用の機器で採用されることの多い5521タイプ(外径5.5mm、内径2.1mm)となっています。
手持ちのコネクターサイズが合わない機器向けには必要なパーツを電子パーツショップで購入し、変換アダプターを自作して対応。
ついでに持っている一部の12V出力ACアダプターの出力プラグを自作した変換アダプターで使い回しできる5521タイプに改造しました。
手持ちのDC12V利用機器ではメインPCにつないでいるアクティブスピーカー、バッテリーリフレッシュ機能付きNiMHバッテリー充電器、ドコモ純正Qi充電器、バッファローの固定回線用WiFiルーターなどで試しましたが、全て動作しました。
アクティブスピーカーはスペック上は12V1A以上の入力電流を要求するのですが、近所迷惑にならない範囲の音量で鳴らす限りではUSB充電器に電源テスターを接続し確認しても電流量は5V1Aにもならないし、ノイズが乗ったりといったこともないので問題はなさそう(実用でもバカでかくて重い純正ACアダプターではなく12V1A出力のACアダプターを使っているし)。
これは便利です。
12V出力のACアダプターは出力電流量の割にはサイズが大きいものが多いので、これとUSB充電器の組み合わせにすればサイズを大幅に小型化できるメリットもありますし。
気をつけないといけないのは合わせて使用するUSB充電器で、最大12V1A(=12W)出力、ということはUSB充電器は単純計算で2.4A出力のものが必要(12/5=2.4)、ということになりますが、昇圧時のロスがあるため使用する機器側でこの昇圧ケーブルの供給上限値である12V1Aの電源入力が必要であれば利用するUSB充電器の出力は5V3Aぐらいあった方が安心でしょう。
とは言え本来組み合わせるべき純正ACアダプターではないですから、利用は自己責任ですが…


ということで購入時に付属していた純正ACアダプターが壊れてしまい、代用品としてハードオフのジャンク品コンテナから掘り出してきて適合するDCコネクターに交換した12V出力のACアダプターで動かしている上記のNiMHバッテリー充電器のACアダプターをこれ+5V2A出力のUSB充電器に切り替えました(そのバッテリー充電器の要求最大電流量は0.4A(4.8W)なので、昇圧ロスを考慮しても5V2Aで足りる)。
そもそもバッテリー充電器自体を買い替えたいと思っているのですが、バッテリーリフレッシュ機能付きのものは最近見かけないんだよな…
これに切り替えることによってACアダプターのサイズを小型化できる、というメリットは大きいですから、他にも電源をこれと入れ替えたいと思っている機器もあることだし次にAmazonで買い物する必要がある際に2、3本追加で購入するか、と思っているところです。


(ここから追記)
その3:バッテリー駆動ハンディー扇風機


今年の夏は猛暑でしたが、そこで役に立ったのがこれ。
バッテリーで動くハンディータイプの扇風機です。
2〜3年前から韓国人旅行者が持っているのを街中でよく見かけるようになり「便利そう、欲しいなぁ」と思ったものの日本で売られているのを見たことがなく、どこに売ってるんだ、と思っていました。
しかし今年になってようやく(?)日本の量販店の店頭で見かけるようになりました(以前からAmazonとかで探せばあったのでしょうが)。
最初MrMaxで見つけたリチウムイオンバッテリータイプのものを購入したのですが、バッテリーを充電しようとするとUSB充電器の電源が落ちてしまう(充電器側の安全装置が作動して出力を止めてしまう)、よって充電できないという不良品だったので返品。
そしてその後上記画像のものをヨドバシカメラで見つけて購入。
電源は単3電池+USB給電で、電池が切れたら交換すれば即使えるようになるし、USBからの給電でも動く、というのは内蔵リチウムイオンバッテリー利用のものよりも使い勝手がよさそう、と思ってこれにしたのですが、実際に使ってみると単3x3本利用というのがイマイチかな、と感じてしまいました。
乾電池/ニッケル水素充電池のパッケージは偶数本なので、3本(奇数)だと余りが出やすいですからね。
とは言えこれは些細な問題なのでそれ程気にしていなかったのですが、最大の問題は「電池駆動とUSB給電とでファンの回転数(風量)が異なり、後者の方がパワフル」なこと。
電池駆動とUSB給電とで風量を比較すると電池駆動+風量スイッチ強とUSB給電+風量弱が同じぐらいの風量。
もしかするとアルカリ乾電池(4.5V)とニッケル水素充電池(3.6V)で違いがあり、電圧が高い前者の方がパワフルなのかもと思い試してみましたが、どちらでも同じでした。
つまりフルパワーで動作させるにはUSB給電が必須、ということになります。
USB給電でのフルパワーに比べると電池駆動は風量が少ない、というのは非常に不満で、結局小型のモバイルバッテリーを結束バンドで縛り付け、それから給電することで常にフルパワーで動作できるようにする(バックアップ電源として電池も入れておく)、という方法で使っていたのですが、かさばるし電源ケーブルがジャマだし、ということで使い勝手はイマイチでした。
しかし外でもフルパワー動作できるようにした効果は大きく、エアコンが入った場所でフルパワーでファンを回すと非常に涼しく、すぐに汗が引いていくのには驚き。
これに慣れるとうちわをパタパタするなんてやってられないと感じるようになり、やはり買ってよかった、と思っています。
余談ですがこの手のハンディー扇風機はまだ珍しいからか、使っているとあちこちで注目を浴びてしまいあれこれ質問攻めになることがあったのが…


ということで来年の夏改めてリチウムイオンバッテリー充電式のものを買い直そうと思っています。
実はシーズン終わりの秋口に在庫処分で安く出ていれば、と思っていたのですが、残念ながら見つからず…