約2年半ぶりにジャンクスマホを購入

ここ数年元旦は天神に行って人通りが少なく閑散とした街を歩き回るのが常なのですが、その際新天町にゲオモバイルがあるのを発見。

天神は日常的に行っている場所なのに今までその存在に気づかず、灯台下暗し感が半端ない…

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そこで店内に入ってみると、何とそこには福岡から消えてしまって久しいジャンクスマホコーナーが!!

ということで早速カゴの中のジャンクスマホをゴソゴソしてみると、ドコモ版Galaxy S5(SC-04F)が複数台あるのを発見。

「ディスプレイに焼き付きあり」と書かれたものがほとんどだったのですが、その中で程度がよく状態についての特記事項がないものを選び、Download Modeで起動することを確認した上で購入することに。

Download Modeで起動できさえすればたとえ正常起動しなくてもファームウェアを焼き直すことで復活させることができますからね。

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色はブラック。

ジャンクスマホを購入したのは2016年6月に西新のゲオにあったジャンクスマホコーナーから掘り出したau版Xperia Z3(SOL26)とGalaxy S4(SC-04E)以来。

何とほぼ2年半ぶりです。

本当のことを言えばドコモ版よりもLineageOS 15.1(Android 8.x Oreo)公式ビルドが提供されているau版(SCL23)の方がよかったのですが…

それ以外にはバックカバーに浮きあり(=バッテリーが妊娠している)Xperia J1 Compact(Xperia Z1fの国内SIMフリー版)が2~3台あったことが目を引いたのですが、これは悩んだ末買いませんでした。

しかし後から考えると買うべきだったなぁと後悔…

 

帰宅後詳しくチェックして発見した主な不具合はというと…

・ディスプレイの焼き付き

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私が購入したものには「ディスプレイに焼き付きあり」という記載はなかったのですが、下2/3程に六角形のパターンが焼き付いてしまっています。

これIngressかなぁ。

これまで何台ものGalaxyのジャンクを購入してきましたが、ディスプレイに焼き付きがあるものは始めてです。

 ・USBポート部のカバーがない

Galaxy S5は防水対応端末なので本来USBポート部にカバーが付いています。

しかしそれが取れてなくなっていました。

ジャンクスマホにありがちな不具合ですね。

とは言えこれに関しては防水を諦めれば済む話ですし、むしろこの方が充電する際にいちいちカバーを外す必要がないので使い勝手がいい、ということで割り切っています。

・バックカバーに加水分解によるものと思われるベタつきがある

これは「加水分解によるベタつきはアルカリ性のクリーナーを使うと落とせる」という情報があったので手持ちの強アルカリ性(NaOH 2.5%、KOH 0.8%含有)のプロ向け油汚れ落としスプレーを使ってクリーニングすることに。

1回で落とすことはできませんでしたが3回程クリーニングすることで完全にベタつきを落とすことができたのでこれまた問題なし。

・バッテリーがかなり劣化している

購入後最初にフル充電した後いじっていたらバッテリー残量が70%程あるにもかかわらず突然電源が切れ、その後ブートループに陥り起動しなくなってしまいました。

その状態で充電器をつなぐと起動しましたが、バッテリーはほぼ空の状態。

その後も何度か十分にバッテリー残量があるのに突然電源OFF→ブートループという症状が出たり、バッテリーがかなり減っている(残量50%以下?)状態で端末を再起動するとそのままブートループに陥ったりバッテリー残量表示が当てにならない(バッテリー残量表示が全く減らないと思ったら突然すごい勢いで減り始めたりする)とバッテリー絡みで何か不具合を持っているっぽい。

そもそもバッテリーの持ち自体がイマイチで、バッテリーの劣化がかなり激しいようです。

ディスプレイの焼き付き、バッテリーの激しい劣化から考えると恐らく元オーナーは車内で充電器に繋ぎっぱなしにし、ディスプレイ常時ONでIngressを長時間プレイしていたのではないかと思っています。

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そしてバッテリーに水没歴があるようで、それがバッテリー絡みのトラブルの原因かも知れません。

Galaxy S5のバッテリーは今でも国内キャリア(ドコモ/au)での扱いがありますし、無問題で海外版の純正品、Amazonで互換バッテリーを購入することも可能なので、とりあえずこの中で一番安い(1500円程)互換バッテリーを買って試すか、と思っているところです。

 

とは言え外観の痛みは少なく、機能には特に問題がないので(最初NFCが動作しない、と思ったもののその後問題なく動いた)ディスプレイの焼き付きが気になるもののバッテリーを何とかすれば十分使えそう。

Galaxy S5は標準状態でBootloader Unlockedな最後の世代のサムスン端末ですからrootも問題なく取れますしね。

純正ファームウェアを含む必要なファイルは揃えたし、ドコモ仕様のウザさに耐えられなくなってきているのでそろそろroot化しないとな、と思っているところです。

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特にこのdアカウント絡みのエラーが頻繁に出るのが本当ウザい…

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そしてヨドバシカメラに行ったらディスプレイ保護シートがまだ売られていたので2枚買っておきました。

 

今回ジャンクスマホコーナーを見つけた新天町のゲオモバイル、正月休みが終わってから再度行ってみるとジャンクスマホコーナーはあったものの、肝心のジャンクスマホはほとんど残っていませんでした。

やはり天神という場所柄ITリテラシーのある人も多く集まるので売れてしまうのが早いのでしょう。

このジャンクスマホコーナーが今後も存続するのか、そして再度ジャンクスマホが入荷することがあるのかは分かりませんが、まめにチェックする必要があるな、と思っているところです。

はてなブログへ移行しました

あけましておめでとうございます。

今年も当ブログをよろしくお願いします。

 

 今年春ではてなダイアリーのサービスが終了することが発表されたことで当ブログもどこかへ引っ越しをしないといけなくなったのですが、素直にはてなブログに移行することにしました。

元から2019年になるタイミングで移行作業を行おうと思っていたので先日ようやく実際の移行作業を行ない、そのついでに数年前から変更しようと思っていたブログタイトルも変更。

新しいブログタイトルを思いつくまで何年かかってるんだよ…

まだはてなブログのカスタマイズについてよく分かっておらず、それ故まだテンプレートを少しいじっただけのシンプルな状態になっていますが、これからあれこれカスタマイズするつもりです。

ブログタイトルに(仮)が付いているのもそれが理由の一つだったりします。

よってしばらくの間ブログのデザインがコロコロ変わる可能性がありますが「建設中」ということでご了承ください。

 

そしてはてなダイアリー時代にエントリ日をゴニョゴニョして最上部に表示していた隠れFOMAプラス対応端末リストですが

隠れFOMAプラス対応端末リスト(2016/11/04更新) - 昔モバイルをバックパックにつめこんでた人のブログ(仮)

今では国内バンドに対応したSIMフリー端末が普通に手に入るようになり、海外版端末でもFOMAプラスや日本のキャリアが利用する特殊なLTEバンド(Band 18、19など)に対応するものが増えてきたことで役目を終えたかな、ということで最終更新日である2016/11/04のエントリとして移動させました

本当は最初にエントリした日のエントリにするつもりだったのですが、はてなブログに移行後最初にエントリした日がいつなのかを確認することができなくなり(はてなダイアリーのURLからアクセスしようとしても移行したはてなブログへリダイレクトされてしまうため)、仕方なく最終更新日のエントリとしました。

そしてはてなブログへの移行によるデザインの変更のせいで過去エントリで使用したフォント色の関係等で文章が読みにくくなっているところがあるかも知れませんが、その修正はしないのであしからず。

さすがに過去エントリをすべてチェックして不具合があるところを探し修正するヒマはありませんからね。

 

 はてなブログへ移行したことで心機一転、更新頻度を上げたいと思っていますがどうなることやら…

ジャンクTS抜きチューナーを激安で入手

先日久々にたまにしか行かないリサイクルショップに立ち寄ったら、PLEXのTS抜き対応地デジ/BS/CSチューナーのジャンクが205円(税別190円)で売られているのを発見し即購入。


私が持っているPLEXのTS抜き対応地デジ/BS/CSチューナー(PX-W3U3V2.0)の初期モデルとなるPX-W3U3です。
調べてみると元々2万程の価格で販売されていたらしく、それがジャンクとは言えその1/100程でしかない205円、というのは異常です。


外観を見る限りは特に異常は見当たらず、天面の擦り傷とゴム足が一つ取れているぐらいで程度は良好。
ジャンクなのでもちろん付属品なし、本体のみ。
USBバスパワーだけでは動作せず、専用のACアダプターが必要なのでそれをどうにかしないといけないところ。

しかし電源電圧が特殊で、15Vとなっています。
5V/12Vであれば代替品には困らないのですが、15V出力のACアダプターはさすがに手持ちがない…

とは言えACアダプターはPX-W3U3V2.0のそれと共通なので、動作確認はそれを使えば可能。
しかしその結果正常動作する品であることが分かり、実用しようとする時にACアダプターをどうするか、という問題が出てきます。
今度ハードオフに行った際にジャンクACアダプターの箱をゴソゴソしてくるか、電子パーツショップで15V出力の汎用ACアダプターを探すかする必要がありそうです。


って言うか一番の問題は「ジャンクなのでそもそも動作するのか」ということなのですが、個人的にはおそらく動作すると思っています。
TS抜き対応TVチューナーは一部のITリテラシーの高い人にしか認知されていないニッチ商品なので、リサイクルショップの店員がそもそもその存在を知らず、当然動作させる方法も分からないので動作確認することができず(そもそも動作に必要なACアダプターもないし)、それ故ジャンク扱いになった、というのが事の真相である可能性が高いと考えられるからです。
外観もきれいだし、中のチップが焦げたような跡/臭いもないですからね。
まぁ205円で手に入れたものですから、動かなくても全く惜しくはないですが…


本当ならPX-W3U3V2.0のACアダプターを使ってさっさと動作確認したいところなのですが、そのPX-W3U3V2.0を接続しているTV録画PCは年中無休24時間営業(週に一度再起動)なのでなかなかそれを止めることができず、それ故まだ動作確認できないでいます…

今年買ってよかったものいくつか(2018年版)(追記あり)

2018年ももうすぐ終わり、ということでまだちょっと早いかな、と思いつつブログには書いていないが今年買ってよかった、と思うものを紹介します。


その1:電子メモパッド
これはアスキー.jpのこの記事


ASCII.jp:1500円の激安手書き「LCD電子メモ」を衝動買いしてThinkPad風カスタマイズ (1/3)|T教授の「戦略的衝動買い」


を見て「欲しいなぁ」と思ったものの、わざわざネット通販で取り寄せる程でもないな、と思っていたところに食料品の買い出しの際によく立ち寄るリサイクルショップで安く売られているのを見つけ購入。


開封新品なのに280円と非常に安かったのですが、箱の裏に「PRIZE」という表記があったのでおそらくゲーセンのプライズゲーム(UFOキャッチャーとか)の景品だった品のようで、それがこの価格の理由なんでしょうね。
気に入って使っていたのですが、1ヶ月程でドットつぶれが発生したり、ペンで画面をタッチした状態にしているとそこからインクが滲むような表示になる症状が出たり、しまいには画面を消去してしばらくすると画面全体にもやがかかったような状態になったり、画面消去ボタンを押しても書いたものが完全に消えないようになったりと使い物にならなくなってしまいました。

最後の方は画面消去した後しばらく放っておくとこのような状態に…
バッテリー切れが原因? と思いバッテリーを交換してみましたが直らず、結局分解した後廃棄してしまいました。
しかしいざなくなってしまうと気軽にメモを書いて必要なくなったら即消せる、という便利さを失ってしまい何かと不便さを感じるようになってしまいました。
ということで電子メモパッドを買い直すことにしたのですが、使っていて「5インチという画面サイズは小さいな」と感じていたこともありもっと画面サイズが大きいものにすることに。
しかし「また安物を買ってすぐ壊れるのは嫌だな」というのもありいっそのことこの手の電子メモパッドの元祖とも言えるBoogie Boardを奮発して買った方がいいか、とも思っていたところ食料品の買い出し時に立ち寄った東那珂のパソコン工房で10インチディスプレイの電子メモパッドが2138円で売られているのを発見し即購入。


何だかデザインがiPadっぽい…
これは10月上旬に購入しましたが、今のところディスプレイのトラブルは発生していません。
画面サイズが大きく、画面消去防止スイッチも付いているのでそれをONにした状態で1週間分のメモをまとめて書き込んで日曜日の夜に消す、という使い方をしていますが、書き込める量が多いのでやはり便利です。
とは言え書き込みスペースが広いのはいいもののちょっと本体サイズが大きいかな、とも感じるので結局のところ電子メモパッドの理想的なディスプレイサイズは8インチぐらいなのかな、と思っていたところ…

昨日じゃんぱらでそれぐらいのサイズの電子メモパッドが990円で売られているのを発見し購入。
パッケージにディスプレイサイズが書かれていなかったのですが、測ってみると8.4インチ程(対角線の長さが21.5cm)と上記の理想に近いサイズ。

そして本体サイズはほぼA5サイズと持ち運びや収納にも都合のいい大きさで、値段もこっちの方が安かったし先にこれが見つかっていれば、と思わずにはいられません。
とは言え画面消去防止スイッチがないのが欠点なのですが、サイズ感がいいのでキッチン用にでもしようかと思っています。
ということで結局3台もの電子メモパッドを購入してしまいましたが、改めて小さいやつも欲しいな、とも思っているので安く売られているのを見つけたら買ってしまいそうだなぁ。
って言うかじゃんぱらで売ってたものをもう一台買ってもいいかな、と思っていたりもする…


その2:USBバスパワー昇圧ケーブル


Amazon | LANMU USB 5V-9V/5V-12V DC電源供給ケーブル 電源ケーブルUSB→DC(外径5.5mm内径2.1mm)電源供給ケーブル 長さ1m (5V To DC 12V) | LANMU | 変換アダプター・変換プラグ


USBバスパワーの電圧はDC5Vですが、これを12Vに昇圧するケーブルです(9Vに昇圧するものもあり)。
DC12Vは様々な機器で広く使用されている電源電圧なので(車の電装品もそうですね)市場にはそれに対応する機器が多数ありますが、このケーブルを使うとそのような機器をUSBバスパワーで動かすことができるようになります(最大出力1A)。
つまりこれがあれば動作電圧が12Vの機器で、要求する電流量が1A以下であれば機器専用のACアダプターがなくなったり壊れたりしてもこれとUSB充電器で代用できるようになる、というわけです(自己責任ですが…)。
私はTwitterでその存在を知り「便利そう」と思ったものの、Amazonプライム会員ではないためこれだけ購入すると送料がかかってしまうのですぐには買わず、別件でAmazonで買う必要があるものが出てきた際に送料が無料になるし、とついでに購入。

2本購入しました。

電圧変換回路が入っている分USB Aコネクター部が少し長くなっています。
出力側のDCコネクターはDC12V利用の機器で採用されることの多い5521タイプ(外径5.5mm、内径2.1mm)となっています。
手持ちのコネクターサイズが合わない機器向けには必要なパーツを電子パーツショップで購入し、変換アダプターを自作して対応。
ついでに持っている一部の12V出力ACアダプターの出力プラグを自作した変換アダプターで使い回しできる5521タイプに改造しました。
手持ちのDC12V利用機器ではメインPCにつないでいるアクティブスピーカー、バッテリーリフレッシュ機能付きNiMHバッテリー充電器、ドコモ純正Qi充電器、バッファローの固定回線用WiFiルーターなどで試しましたが、全て動作しました。
アクティブスピーカーはスペック上は12V1A以上の入力電流を要求するのですが、近所迷惑にならない範囲の音量で鳴らす限りではUSB充電器に電源テスターを接続し確認しても電流量は5V1Aにもならないし、ノイズが乗ったりといったこともないので問題はなさそう(実用でもバカでかくて重い純正ACアダプターではなく12V1A出力のACアダプターを使っているし)。
これは便利です。
12V出力のACアダプターは出力電流量の割にはサイズが大きいものが多いので、これとUSB充電器の組み合わせにすればサイズを大幅に小型化できるメリットもありますし。
気をつけないといけないのは合わせて使用するUSB充電器で、最大12V1A(=12W)出力、ということはUSB充電器は単純計算で2.4A出力のものが必要(12/5=2.4)、ということになりますが、昇圧時のロスがあるため使用する機器側でこの昇圧ケーブルの供給上限値である12V1Aの電源入力が必要であれば利用するUSB充電器の出力は5V3Aぐらいあった方が安心でしょう。
とは言え本来組み合わせるべき純正ACアダプターではないですから、利用は自己責任ですが…


ということで購入時に付属していた純正ACアダプターが壊れてしまい、代用品としてハードオフのジャンク品コンテナから掘り出してきて適合するDCコネクターに交換した12V出力のACアダプターで動かしている上記のNiMHバッテリー充電器のACアダプターをこれ+5V2A出力のUSB充電器に切り替えました(そのバッテリー充電器の要求最大電流量は0.4A(4.8W)なので、昇圧ロスを考慮しても5V2Aで足りる)。
そもそもバッテリー充電器自体を買い替えたいと思っているのですが、バッテリーリフレッシュ機能付きのものは最近見かけないんだよな…
これに切り替えることによってACアダプターのサイズを小型化できる、というメリットは大きいですから、他にも電源をこれと入れ替えたいと思っている機器もあることだし次にAmazonで買い物する必要がある際に2、3本追加で購入するか、と思っているところです。


(ここから追記)
その3:バッテリー駆動ハンディー扇風機


今年の夏は猛暑でしたが、そこで役に立ったのがこれ。
バッテリーで動くハンディータイプの扇風機です。
2〜3年前から韓国人旅行者が持っているのを街中でよく見かけるようになり「便利そう、欲しいなぁ」と思ったものの日本で売られているのを見たことがなく、どこに売ってるんだ、と思っていました。
しかし今年になってようやく(?)日本の量販店の店頭で見かけるようになりました(以前からAmazonとかで探せばあったのでしょうが)。
最初MrMaxで見つけたリチウムイオンバッテリータイプのものを購入したのですが、バッテリーを充電しようとするとUSB充電器の電源が落ちてしまう(充電器側の安全装置が作動して出力を止めてしまう)、よって充電できないという不良品だったので返品。
そしてその後上記画像のものをヨドバシカメラで見つけて購入。
電源は単3電池+USB給電で、電池が切れたら交換すれば即使えるようになるし、USBからの給電でも動く、というのは内蔵リチウムイオンバッテリー利用のものよりも使い勝手がよさそう、と思ってこれにしたのですが、実際に使ってみると単3x3本利用というのがイマイチかな、と感じてしまいました。
乾電池/ニッケル水素充電池のパッケージは偶数本なので、3本(奇数)だと余りが出やすいですからね。
とは言えこれは些細な問題なのでそれ程気にしていなかったのですが、最大の問題は「電池駆動とUSB給電とでファンの回転数(風量)が異なり、後者の方がパワフル」なこと。
電池駆動とUSB給電とで風量を比較すると電池駆動+風量スイッチ強とUSB給電+風量弱が同じぐらいの風量。
もしかするとアルカリ乾電池(4.5V)とニッケル水素充電池(3.6V)で違いがあり、電圧が高い前者の方がパワフルなのかもと思い試してみましたが、どちらでも同じでした。
つまりフルパワーで動作させるにはUSB給電が必須、ということになります。
USB給電でのフルパワーに比べると電池駆動は風量が少ない、というのは非常に不満で、結局小型のモバイルバッテリーを結束バンドで縛り付け、それから給電することで常にフルパワーで動作できるようにする(バックアップ電源として電池も入れておく)、という方法で使っていたのですが、かさばるし電源ケーブルがジャマだし、ということで使い勝手はイマイチでした。
しかし外でもフルパワー動作できるようにした効果は大きく、エアコンが入った場所でフルパワーでファンを回すと非常に涼しく、すぐに汗が引いていくのには驚き。
これに慣れるとうちわをパタパタするなんてやってられないと感じるようになり、やはり買ってよかった、と思っています。
余談ですがこの手のハンディー扇風機はまだ珍しいからか、使っているとあちこちで注目を浴びてしまいあれこれ質問攻めになることがあったのが…


ということで来年の夏改めてリチウムイオンバッテリー充電式のものを買い直そうと思っています。
実はシーズン終わりの秋口に在庫処分で安く出ていれば、と思っていたのですが、残念ながら見つからず…

非接触決済対応カードを2枚入手

最近日常の決済手段のキャッシュレス化を進めているのですが、そういう流れで先日2枚の非接触決済対応カードを入手しました。

dカードプリペイド(iD)とICチップ搭載/VISA payWave対応のジャパンネット銀行(JNB)の新デビットカード(VISA payWave)の2枚です。


まずはdカードプリペイドですが、以前からドコモ3G音声回線をIIJmioMNPした際に残しておいたdアカウントを使って発行してもいいかな、と思っていたものの、その頃はドコモ回線を持たないユーザーが手数料なしでチャージする方法がなかったため「それだとチャージ手数料で損するだけで利用価値がないな」ということでパス。
しかし最近ローソンの店頭及びセブン銀行ATMで手数料無料でチャージできるようになり、それなら交通系ICカード(nimoca)は公共交通機関の利用専用にし、それ以外の非接触決済の用途をdカードプリペイドのiDに任せる、という形にするのがよさそう、ということで上記のdアカウントを使いカードを申し込むことに。
そのdカードプリペイド、いきなり結論から入りますが


使い勝手悪杉。これなら交通系ICカード一本にした方がいい


の一言に尽きます。
一番不便なのがプリペイド残高確認が非常にやりにくいこと。

利用後すぐにメールが届くのですが、そこには利用金額、残高といった情報は書かれておらず、単にdアカウントでログインして確認しろ、とあるだけ。
プリペイド残高をメールで通知するのはセキュリティーの関係もあるためできなくてもまぁ無理もないな、ということで納得できるのですが、そのログインして確認するという行為自体が面倒な仕様になっているのがいただけない。
単にdアカウントでログインすればOKではなく、その後更に追加認証を要求され、それをパスしてようやくプリペイド残高を確認できる。
こんなの毎回やってられない、とAndroidFirefoxのWebページのショートカットをホーム画面に置く機能を使って残高確認ページをホーム画面に置いてみたのですが、そこから開こうとすると操作が不正だと怒られる。

セッションタイムアウトまでの時間が極めて短いようで、自分たちの都合を優先し、ユーザー視点が欠けたところがメガバンク系のカード(発行元は三井住友カード:VISAカードのイメージが強いカード会社なのでMasterCardというのは違和感が…)だよなぁ、と感じます。
それならアプリで確認できれば、と思うのですが、dカードのアプリはGoogle Playにあるものの、説明を読む限りクレジットカードのdカード向けのアプリのようで、dカードプリペイドの残高確認といったことはできないよう。
プリペイドカードを使う上で最も大事な残高の確認がこれ程やりにくい、となれば使い勝手が悪すぎてやってられない、と言わざるを得ません。
それに対し交通系ICカードは利用後の残高は必ずレシート等に記載されているため確認は簡単だし、電子マネーとしてのデータがカードに記録されているストアードバリュー(stored value)タイプのカードですからNFC対応Android端末を使ってアプリでカードの情報を読み取ることで残高、利用履歴を見ることも可能ですし、カードへのチャージ手段もより多彩とはるかに使い勝手で勝ります。
そして「iDが利用できるが交通系ICカードが利用できない」という店はまずないが、その逆に「交通系ICカードが利用できるがiDは利用できない」という店はけっこうある、ということ。
それならiDよりも利用可能な店舗が多い(そしてもちろん電車やバスにも乗れる!!)交通系ICカードを使う方が便利なのでますます利用価値がなくなります。
とは言えdカードプリペイドには利用することでdポイントが獲得できる、MasterCardとして使える、手数料がかかるもののクレジットカードからチャージできる(交通系ICカードはこれをやるための敷居が高いのが難だからな…)といったメリットがありますが、交通系ICカードのメリットを覆す程のものではありません。
結局のところiDは基本的にクレジットカード/デビットカードとしての非接触決済方式であり、プリペイドとしての利用はほとんど考えられていない、ということなんでしょうね。
クレジットカード/デビットカードとしてであれば残高確認云々の問題はないですから、むしろいちいち現金でチャージする必要がある交通系ICカードの方が電子マネーとしての使い勝手はイマイチになりますし。
ということで非接触決済手段交通系ICカード一本に戻すことにし、dカードプリペイドは残高をゼロにし、dポイントもどこかで使い切った後放置して(本当はdカードプリペイドにチャージしたかったのですが、最低500ポイントないとチャージできないクソ仕様で諦めた)カードの有効期限切れで失効させようと思っています。


残高が残ってるVプリカやLINE Payカード等を、手数料無料で使い切る方法!Amazonギフト券を使えば1円単位での使い切りが可能です。 - クレジットカードの読みもの


このように1円単位の半端な残高が残ってしまっても自分のAmazonアカウントにギフトすることで使い切る方法があるので問題ないですし。
って言うか5000円もチャージしてしまったことを後悔…


そしてICチップ搭載/VISA payWave対応の新JNBデビットカードですが、このことを知った時はVISA payWaveよりもむしろICチップが搭載されたことの方が個人的にはインパクトがありました。
私が持っているVISAカードにはICチップが搭載されていないのですが、このカードで支払いをしようとするとたまに店員がICカードリーダーに挿して「あれっ? 読み込めない」とやってしまうことがあり、改めて磁気ストライプを読み込むため余計な時間がかかるのがあれ。
そして海外ではICチップが搭載されていないカードでは決済できないケースがあるらしく、そういうシチュエーションに出くわした際に困るし(海外行きはご無沙汰なんですけどね)、ということで件のVISAカードにICチップが搭載されるまでの間に使えるICチップ搭載のVISAブランドのカードがあれば、と思っていたところにこのニュース。
とは言え私はMasterCardも持っており、これにはICチップが搭載されているのでこちらを使えば済む話ではあるものの、これは公共料金の決済専用に使っているためカード情報が漏洩したりした際に面倒なのでそれ以外の決済にはあまり使いたくないですし。
その発表時のプレスリリース


ジャパンネット銀行がキャッシュカードにVisaのタッチ決済を標準搭載、カードデザインも一新|ジャパンネット銀行


にある通り11/6までに事前切り替えを申し込むことで100円分のポイント(JNBスター)がもらえるキャンペーンを行っていたこともありすぐに切り替え手続きを行ない待つこと約1ヶ月、新しいカードが届きました。
カードデザインを3種(青、黒、ピンク)から選べるのですが、黒を選択。

マット仕上げで渋いデザインです。
それにしてもカード上の銀行名表記が旧カード(下)ではローマ字だったのに、新カード(上)では日本語になってしまったのがダサい…
そのVISA payWaveですが、今のところ日本国内で利用できるところがローソンとマクドナルド、そしてIKEAぐらいしかないのが難。

マクダーナ、もといマクドナルドの店舗入口にある各種キャッシュレス決済への対応を示す表示(アクセプタンスマーク)。
VISAマークの左側にある電波マークがVISA payWave対応の証。
大手コンビニ、ファストフードチェーンが利用可能店舗に入っているため利用できる場所の数はそれなりにあるものの、やはり店舗の種類が少ないのは…
私はコンビニやファストフード店を利用することが基本的にないので、それでは、とIKEAに行ってVISA payWaveを使ってきました。

クレジット/デビットカード決済専用のセルフレジにある決済端末にはNFC決済に対応するカードリーダー(左下)が搭載されており、VISA payWave(及びMasterCard PayPass)に対応しています。
支払いに利用するカードのICチップ搭載の有無を選択する画面で「NFC Pay」という選択肢が出てくるので、それを選択(タッチ)するとカードをNFCカードリーダーにタッチするよう指示されるので、左下のNFCカードリーダーにカードをタッチして決済します。
カードの読み取りには少し時間がかかり、交通系ICカードの感覚だと待たされる感じがします(でもiDもFelica利用なのに少し時間がかかるよな)。
ちょうど単4電池のストックが減ってきていたこともあり、今回は単4電池10本パックを買ってみました。
そして有人レジでは店員に「NFC Payで支払う」旨を伝えればOK。
店員がセルフレジにあるのと同じ決済端末を操作するので、カードをタッチするよう指示されたところでカードをタッチすれば決済できます。
有人レジでは食品売り場のホースラディッシュソースをVISA payWaveで購入(これ、魚のフライなどタルタルソースをかけるとおいしい食材に合うんだよな)。
余談ですが以前あったIKEAブランドのチーズがディスコンになったのが残念…

IKEAの店舗入口にはVISA payWaveが利用できることを示す表示がなかったので、もしかして利用できるのは東京など大都市部の店舗だけで、福岡ではダメなのか、と思ったのですが杞憂でした。


そのVISA payWave、今のところ日本国内では利用できる店が少なすぎて利用価値がほとんどないのが難。
そしてVISA payWaveで払うメリットもないですし。
というわけで現状では海外で利用すると便利、というレベルのものでしかない、というのが私の意見です。
ロンドンではVISA payWaveを含むNFC Pay対応のカード(及びモバイル非接触決済)で地下鉄やバスに乗れるそうで、旅行者としては次いつ訪れるか分からない場所の交通ICカードを買うのはそこを離れる前にカードの払い戻しをする必要があったり、次訪れる時のために持っておくことにするとカードの有効期限が切れてチャージが無効になる恐れがあったりと面倒なことが多いですからこれは便利そう。
そう言えば最終利用が8年前で、HK$100程チャージされたオクトパスカードを持っているのですが、これってまだ有効なのかな…
とにかく日本国内でのVISA payWave対応店舗が増えないことにはカードを持っていても宝の持ち腐れなのですが、日本でのVISA payWaveの正式名称は「Visaのタッチ決済」だそうで、このダサい名称じゃ普及しないだろうなぁ、と思わずにはいられません。
少なくとも私はレジでVISA payWave対応カードを出し店員に「Visaのタッチ決済で」とは言いたくないですし。


というわけで結局今回入手した非接触決済対応カード2枚、せっかく入手したのに使い勝手が悪いので利用を止める、利用する機会がないという結果に終わってしまいましたが、今後利用環境が改善、整ってくればまた利用するかも知れません。
日本ではガラパゴス規格であるFelicaが非接触決済のスタンダードを握っていることが気に入らない、グローバルスタンダードのNFC Payが日本でも普及して欲しいと思っている私としてはVISA payWaveが利用できる店舗が増えることに期待したいところです。
近い将来イオン系店舗で利用できるようになるらしいですが(そしてVISA payWave対応のイオンカードも発行予定)、現状でも対応するキャッシュレス決済手段が豊富なので必要性が薄いんだよな…


最後になりますが「おかね」というカテゴリーを追加しました。
今後キャッシュレス決済についての話などをこのカテゴリーで扱う予定です。

平然と国を滅ぼそうとする日本の政治屋と役人

最近の政治ニュースを賑わしているのが消費増税外国人労働者受け入れ拡大法案についての話ですが、それにしても政府がこのような亡国的な政策を平気な顔をして推し進めていることに怒りを感じ、そして不思議に思わずにはいられません。
まぁこのような政府の亡国的な行為は今回に限ったことではなく、これまでにも何度も繰り返されて来たことなので別に驚かないのですが(その結果日本は長期経済低迷に陥り国際的な地位の低下を招いた…)、今回はガチで国が滅びかねないのに危機感が薄いことに驚き呆れます。
とは言えその理由は明白で


戦後70年以上にも渡る「国を愛すること、誇りを持つことはいけないことだ」と洗脳し、愛国心を育てない戦後教育のせい


なのですが。
つまり愛国心を育てない戦後教育のせいで洗脳され、自分の国を愛する、誇りを持つという意識が失われていれば当然自分の国、地域を大事にしなければ、という考えを持つこともできないので、このような国を滅ぼしかねないことでも躊躇なくできてしまう、ということです。
そしてその点を指摘する人がいないことも不思議でなりません。
政治屋や役人が愛国心を持たず、むしろ亡国的な考えを持っているのですから当然国民も同じなわけで、それ故政府がこのようなことをしてもおかしいと思うことはないし、ましてや怒り出すこともない。
日本以外の国でこのような亡国、売国的なことをしようものなら国民は怒り出し、その結果大規模な抗議活動が起きて政権与党は選挙で大敗し、言い出しっぺの政治家は命を狙われ、国を追われるか消されてしまうかのどちらか、という結末になりかねません。
それぐらい日本以外の国では売国的な言動に対するリスクが高く、そのようなことをするのは言論の自由が認められた民主主義社会であってもタブーなので敢えてそのようなリスクを冒す人はいないのですが、日本ではそれとは真逆で売国、亡国的な言動が大手を振ってまかり通り、むしろ愛国的な言動が右巻き、ネトウヨなどと批判される不思議な国です。
そのくせオリンピックやワールドカップといった国際的スポーツイベントが始まると「がんばれニッポン」とか言って突然ナショナリズムが湧き上がってくるのが謎すぎるんだよな…


日本は「形式上は」議会制民主主義の国ですが、国会で法案についてのまともな議論が行われることはなく与党が数の力でゴリ押しするだけ、そしてその国会議員を選ぶための選挙制度も歪んでいて商売として政治家をやっている「政治屋」しか当選できないシステムだし、メディアは都合の悪いことについては「マスゴミ」と呼ばれるだけあって「報道しない自由」を濫用して「大本営発表の垂れ流し」としか言いようがない報道しかせず国民に必要な情報を伝えないといった具合に現実は本来の民主主義の精神からかけ離れているし、そのせいか「こんなのおかしい」と声を挙げる人も少ない。
日本以外の国ではこれまた国民が怒り出し、大規模な抗議活動が起こるようなシチュエーションですが…
ですから最終的にこのような亡国的な政策が実行に移され、その結果国民が割を食う結果になってしまうのは確実なのですが、こんなおかしなことをした結果国がめちゃくちゃになり滅んでもそのような政策を推し進めた政治屋や役人といった連中は責任を取ることはないのだから余計に腹が立ちます。
まぁ国民が「これはおかしい」と抗議の声を挙げることすらないので無理もないですが。


つまり我々庶民としては今後消費増税のせいで更に生活が苦しくなり、移民の流入で給与が上がらず治安も悪化するのは確実、ということで踏んだり蹴ったりなのですが、それについて声を挙げたり抗議活動をしたりするよりも(それはそれで大事ですが)むしろ自分が変わる努力をすべきでしょうね。
つまり「日本は近い将来更に没落し滅びるという前提で海外移住も選択肢の一つとして人生設計する」という考えに基づいて必要なスキルを磨き今後の社会の変化に対応して稼げるようになる、そして日本がガチでヤバくなったら海外に逃げられるようにする、という策を講じるぐらいしか対抗手段がない、ということになります。
残念ことですが。
私もそれに倣い中国語を身につけようと思いあれこれやっていますが、それ程まじめにやっているわけではないので(そんなに時間を費やせないし)なかなか身につきませんね。
既に英語を身につけているので文法的な部分では楽ができていますが、やはり声調の区別がムズい…
ですから若い人たちは今すぐ海外で稼げるスキルと英語を身につける努力をし、日本を飛び出すことを前提とした人生設計をしないと将来詰むのは間違いないのですが、そうする人は少ないんだよな…
英語なんか今ではネット上にいくらでも学習のためのコンテンツがあるし、Skype英会話でスピーキングも格安で学べると20ウン年前英語を身につけるためにオーストラリアまで行った私からすれば羨ましい限りなのですが、それを活かそうとしない人が少ないことは本当残念ですね。

クソ読みづらい日本のWebサイト、そしてそれに対して怒らない日本人

前回のエントリでブラウザに関することを書いていて思い出したことがあったので今回はその話。


日本のWebサイトはなぜかわざわざ読みづらくしているところが多くて本当腹が立ちます。


腹が立つことその1:記事内でのページ分割

このように記事内で複数のページに分割されていて、読み進めるには進む/戻るボタンやページ数指定ボタンをクリック/タップしてページを移動しないといけないサイトが非常に多い。
1ページにまとまっていれば単にスクロールしていくだけで全てを読むことができるのに分割されているといちいちページ移動を強いられるし、ページ移動する度に毎回ページの読み込みが発生するためページを行ったり来たりするのが非常に面倒。
そしてスマホだとページを行き来する度にモバイルデータを食う、つまり「ギガが減る」ので余計に腹が立つ。
それが長く分量があるページであればまだ分割する意味もあるのでしょうが、1ページに書かれている内容が数行しかなく、ページ分割する意味が全くないようなサイト(特にITmedia産経新聞提供記事のページ分割はひどい)まであるので腹が立つを通り越して呆れます。
そういうページを下記のページネーションアドオンで3ページ程に分割されたそれをまとめて読み込ませるとPCの画面2画面分ぐらいしかなかったりするんだよな…


腹が立つことその2:記事全文を読むために更にボタンを押させる
この記事を読みたい、とリンクをクリック/タップすると飛んだ先にはその記事の冒頭部分/要約しか書かれておらず、記事全体を読むには「全て読む」ボタンをクリック/タップしないといけないサイトもあります。

この手法、YahooニュースやLivedoor系のサイトでよく出くわすのですが、これが表示されると腹が立ってページを閉じたくなるんだよな…
この記事を読みたい、と思ってリンクをクリック/タップしたのだからリンク先で記事全文を読めるのが当然なのに、そこで更に手間を掛けさせるというのは有り得ないと思っているので本当腹が立ちます。


このような日本のWebサイトのクソ仕様、当然海外(英語圏)のWebサイトではまず見かけません。
ページ分割をGSMArenaの端末レビューページで見るぐらいかなぁ。
結局のところ日本のWebサイトにこのようなクソ仕様が多いのはどんな手段を使ってでもページビュー(PV)、クリック数を稼いで広告収入を上げたい、というサイト運営側の都合が最大の理由でしょうが、自分たちの金儲けしか考えず、サイトを見る人にいくら不便を強いても構わない、という姿勢には本当腹が立ちます。
そしてそのような不便を強いられても怒りも不満も抱かない日本人にも呆れてしまうのですが、これは結局のところ日本人の多くが日本語のサイトしか見ないため「このようなクソなことをしているのは日本のサイトだけ、海外ではこのようなことはほとんどない」ということを知らないからでしょうね。
そうでなければ「こんな読みづらいサイトなんかもうアクセスしない」という人が増え、当然広告収入も減るのでそういう自己中な行為を続けられなくなるのは確実ですから。
これに限らず日本には「自分たちの都合が第一で、そのためには相手(ユーザー)に不便を強いても構わない」ということがたくさんありますが、本当うんざりさせられます。


このような日本のクソ仕様のサイト、避けられればそれに越したことはないですが、日本語のサイトを見ないというわけにもいかないので当然何らかの対策を取ってなるべくその不便さを取り除きたいと考えるのは当然。
そこでページ分割に対してはページネーション(Pagination)アドオンを使い分割された/連続した複数のページをまとめて読み込めるようにする対策を取っています。
そのページネーションアドオン、私はuAutoPagerize(Firefox/Chrome)とRe-Pagination(Firefox)を組み合わせて利用しています。
前者は自動で、後者は手動で複数のページをまとめて読み込んでくれるアドオンですが、ほとんどの場合前者で問題解決しますが稀に自動で次ページを読み込んでくれないサイトがあり、その際は後者を使い手動で読み込ませればOK。
極稀にどちらのアドオンも効かないサイトがありますが、そういうサイトに出くわすと「氏ね」と言いたくなります…
このページネーションアドオン、本来は検索結果などを連続して読み込むためのものなのですが、日本のページを分割して無理やり読みにくくしているクソサイト対策にも使える、というわけです。
そして二度手間を強いる「全て読む」ボタンですが、これに対しては今のところ確実な対策がありません。
ページ上に「全て読む」ボタンがあればそれを自動的に押したことにして全文を読み込んでくれるアドオンがあればいいのですが…
それ故上記のようにそのようなページに出くわすとムカッときてそれを閉じたくなるんですよね。


って言うか日本のWebサイト制作/運営者が自分たちの利益だけを優先してこういうクソ仕様を押し付けるのを止め、読みやすさを最優先したサイトを作ってくれればそれが一番なのですが、日本は「金儲けのためなら違法でないことなら何をしてもいい」というビジネスモラルが崩壊した社会ですから無理だろうなぁ。