日本通信からもIDEOSが出るとか

以前「日本通信は自社SIMを利用するためのSIMロックフリー音声端末を出すべき」と書きました。


Huawei IDEOSとS31HW(追記あり)


しかしついにそれが実現。


日本通信、SIMフリー端末「IDEOS」+月額490円のモバイルIP電話サービスを発表(ITMedia)


端末は上記の通りHuawei IDEOSで、専用IP電話サービスと合わせての発表です。
ドコモMVNOキャリアである日本通信が出す端末ですから、当然FOMAプラス対応。
となると私の(甲斐大和病持ち)香港版IDEOSも日本通信版ファームを適用すればFOMAプラス対応になる?、というわけで、夢が広がります。


しかしIDEOSをモバイルルーターとして売るイーモバイルと異なり、日本通信Androidスマートフォンとして売る、ということで不安も。
それはQVGA液晶ディスプレイを搭載する関係で、利用できない(Android Marketに出てこない)アプリがあること。
それによって「b-mobile使えねぇじゃん」という評価を下されるのではないか、という懸念があるわけです。
日本では端末とキャリアの両方を合わせて携帯電話サービスが評価される(=それぞれ単体で評価されることがない)「不思議の国」ですからね。
ちなみに私がIDEOSにインストールしようとしてできなかった(Android Marketに出てこなかった)アプリを挙げてみると…


Drocap2
GMail Nortifier
SMS Unread Count
Text Edit


もちろん他にもいくつもあるはずですが、私が知る限りではこれだけ(=IDEOSにはあまりアプリをインストールしていない)。
特にDrocap2が使えないのは痛い。
これだとroot化した意味がない、とも言えます。
スクリーンキャプチャーに関しては他のアプリをインストールして解決しましたが、使い勝手が悪いんだよなぁ。
この問題の解決にはアプリ側の対応が必要なので(root化された端末であればパッチを当てる、という方法もあるみたいですが)、基本的にユーザー側ではどうにもならないですからね。
というわけで購入を検討されている方はこの件を考慮した上で決断することをお勧めします。


そう言えばroot化で思い出しましたが、フォントの入れ替えもうまくいきません。

CPコマンドが見つからないって一体…
Busyboxもインストールしてあるのになぁ。
ということでこの件に関しては放置状態です。
基本的にモバイルルーターとしての運用ですから、フォント入れ替えなしでも特に大きな問題はありませんし。